犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

文武両道

2019-11-09 16:45:17 | 大阪暮らし
 ラグビーワールドカップが、南アフリカの優勝で幕を閉じた1週間後、次女の夫のリーグ戦が埼玉県で行われることになり、夫婦で観戦に行きました。

 試合は、相手との体格差・実力差が明らかで、50点以上の大差で敗れてしまいました。

 観戦中、私たちの席の2列前に、とても体格の良い女性が応援していることに気づいていました。以前、別の試合の応援でも見かけた気がします。

「お父さん、あの人知ってる?」


 次女が聞きます。

「いや。知り合い?」

「世界チャンピオンだよ、柔道の」

「ホント?」


 彼女の名前は朝比奈沙羅。弱冠23歳にして、世界選手権をはじめさまざまな大会で78キロ超級の金メダルを獲得するなど、華々しい戦績を誇る第一人者です。

 なんでも、ラグビーチームの選手の1人と出身大学(東海大)が同じで、ときどき観戦に来ているそうです。

 試合が終わったあと、朝比奈選手が一人になったところで次女が話しかけました。

「すいません。一緒に写真撮らせてもらっていいですか?」

「ええ、喜んで」


 次女は握手もしてもらいました。

「ごつい手かと思ったら、柔らかかった!」

ネ ットで朝比奈選手について調べていて、こんな記事を見つけました。

11月9日スポニチ(リンク

柔道78キロ超級元世界女王・朝比奈沙羅 異例の医学部合格

 柔道女子78キロ超級で2018年世界選手権を制した朝比奈沙羅(パーク24)が独協医大の医学部医学科のAO入試に合格したことが9日、分かった。トップ選手では異例の医学部合格を果たし、文武両道で来年の東京五輪を目指す。 

 パーク24によると10月に本人から報告があったという。23歳の朝比奈は東京・渋谷教育渋谷高時代に東海大の医学部を受験したものの通らず、体育学部に入学。卒業後も予備校に通うなど対策を続けていた。今年の世界選手権を制した素根輝(環太平洋大)と女子最重量級代表の座を争っており、五輪後に現役を退く考えも示している。

 今回のワールドカップで活躍した日本代表の福岡堅樹選手も、東京オリンピック後にラグビーを引退し、医者を目指すんだそうですね。

 どちらも実家がお医者さんだそうですが、文武両道で素晴らしいことだと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金属探知機 | トップ | 多文化婚姻 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大阪暮らし」カテゴリの最新記事