今年も韓国は駄目でした。
その代わり、日本人が3人も物理学賞をとっちゃったので、悔しさが増幅されているようです。
でも、毎年繰り返されることですし、韓国には黄ウソク教授以来、これといって有力な候補がいないので、もはや諦めの境地なのか、慨嘆のボルテージも下がり気味。
事務所の喫煙エリア(屋外非常階段の踊り場)で、このことが話題になりました。
「日本はすごいですね、3人なんて」
「小保方さんでケチがついてたから、これで名誉回復かな。小保方さんの不祥事は盛り上がったでしょう」
「いえ、それほどでも。そもそもSTAP細胞のニュースがあまり報じられませんでしたから」
「そうなんだ」
「あまりにも画期的だったんで、悔しくて、隠したかったんでしょう」
「で、それがインチキだとわかっても騒げなくなっちゃった?」
「そんな感じです」
ここで、また臍の緒のことを聞いてみました。
「韓国でも新生児の臍の緒をとっておくの?」
「ああ、最近、再生医療の見地からとっておくという話を聞きますね。臍の緒の細胞は何にでも変化するらしいから」
「いや、昔からそういう習慣があるのかってことだけど」
「私は聞いたことがありません。少なくとも、私の臍の緒はとっておいてもらってはいないです」
(うーん、前日聞いた話と違うなあ)
ところで、ノーベル賞受賞者の3人のうち一人、中村教授は、自分のいた企業を訴えたり、これまでも何かと話題の多い人でしたけど、今回のニュースの中で、子供のころのエピソードが紹介されていました。
テレビアニメの「鉄腕アトム」をよく見ていて、小学校の文集に
「アトムを育てたお茶の水博士のような科学者になりたい」
と書いたとか。漫画が科学者を志すきっかけになったらしい。
これを読んで、サッカーのジダンやメッシが子供のころに「キャプテン翼」をよく見ていたという話を思い出しました。
鉄腕アトムは、韓国でも「原子少年アトム」という題でも放映されていたそうです。もっとも、当時はそれが日本製アニメだということは伏せられていましたが。
残念ながら、韓国ではアトムが少年の心に火をつけることはなかったようです。
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Chosun Online | 朝鮮日報
『宇宙少年アトム』『密林の王者レオ』、韓国でVOD配信
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/28/2014102801309.html
アトムやキャプテン翼に限らず、世界中でアニメを見て育った子供たちが無数にいるのに、産業として日本ほど盛り上がった国が無いのは、漫画という下地が弱いからでしょうか。
ある手塚ファンは、鉄腕アトム、ジャングル大帝、リボンの騎士をベスト3に挙げていましたが、リボンの騎士は配信されないのかな。