写真:『週刊文春』の記事。朝鮮日報より
SMAPの元メンバー、中居正広のスキャンダルが、お隣の韓国でも報道されています。
1月21日の「ニューシス」は、
「フジテレビ、女子アナを性上納しようとした」という暴露が波紋、「一波万波」
という見出しで報じています。
日本の『週刊文春』は、フジテレビのある女性アナウンサーが有力な芸能人に性上納されそうになったと報じた。フジテレビのある女性アナウンサーがメディアに「編成部長A氏を通じて(他の男性芸能人に)性上納されそうになった」と暴露したが、性上納を受けた芸能人として、日本の国民的アイドル、SMAPの元メンバー、中居正広の名が挙がり、波紋が広がった。
『週刊文春』は昨年12月にも、フジテレビのある女性スタッフが中居正広に性上納されたと報道した。当時の報道によると、被害にあった女性スタッフは、フジテレビ側に抗議し、中居から解決金として9000万円(約8億3360万ウォン)を受けとった。それに続いて、今回はフジテレビの女性アナウンサーが性上納に遭いかけたとさらに暴露したのだ。
見出しにある、一波万波というのは、小さな波がたくさんの大きな波を呼ぶことで、波紋が広がる様子。
「性上納」とか、「性接待」という言葉は、韓国の芸能関係のニュースによく出てきます。
多くは、弱小の芸能事務所が、所属の無名女優を映画界や放送局の幹部に「上納」し、その見返りに映画やドラマに出演させてもらう、という話。
有名女優が自殺すると、自殺の理由としてそうした憶測が流れたりしますが、たいていは真偽不明のままになる。
フジテレビのように、放送局の幹部が大物タレントに自局のスタッフや女子アナを「上納」するというのは、聞いたことがありません。
記憶に新しい所では、与党「国民の力」の元代表、李俊錫(イ・ジュンソク)議員が、2013年に性上納を受けた後、証拠隠滅を教唆したとする疑惑が持ち上がり、党員権6か月停止という懲戒処分を受けた事件がありました。
その後、李俊錫氏は、この疑惑を提起したユーチューブチャンネルとの間で訴訟合戦を繰り広げましたが、名誉棄損訴訟は不起訴になり、李俊錫氏の「性上納疑惑」もまた真偽不明のまま終わりそうです。
日本もそうですが、韓国でも中居正弘スキャンダルは、しばらく興味本位の報道が続きそうです。
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