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出雲大社での挙式は、新郎は紋付き袴、新婦は白無垢で、純和風。
新郎新婦がブライダルハウスで着付けをしている間、1歳3か月の孫娘を私たちが預かりました。この日に備えて東京で「予行演習」した甲斐あって、大泣きすることもありませんでした。
挙式は午後。それに先だって、出雲大社のすぐ近くで、前の晩に食べ損ねた「出雲そば」を食べました。
そこへスウェーデンのご両親が合流。
お父さんはスーツに、明るいブルーのネクタイを締めていました。
四女の夫から、
「スウェーデンは、白いネクタイはお葬式のときに締める」
と聞いていたので、その話題に振ると、お父さんは気にされて、
「それは知らなかった。どこかで白いネクタイを買えないか」
というのですね。
(外国人だし、別に構わないと思うけどなあ)
と思いつつ、新郎新婦が衣装を借りたブライダルハウスに問い合わせると、快く貸してくれました。
娘の結婚式に出るのはこれで4回目。
4人娘だから当然と思われるかもしれませんが、実は次女はモルジブで新婚旅行を兼ねて「二人だけの結婚式」をしたので、私たち夫婦は出ていません。
そのかわり、長女が結婚式を二回したのですね(再婚したわけではありません)。
一回目は岩手の盛岡八幡宮での神前結婚式。
盛岡八幡宮の結婚式
二回目はクレイジーな人前結婚式
クレイジーな結婚式
三女は、今年の1月に、フィリピン山岳民族の伝統結婚式を挙げました。
フィリピン便り~伝統結婚式
神前結婚式は、自分のものを含めてこれが三回目ですけれども、手順はすっかり忘れている。事前に神主さんから、新郎・新婦の父親が執り行う「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」の説明をしていただき、新郎のお父さんにも英語で伝えました。
普通の神社は「2礼2拍手1礼」なのに、出雲大社は「2礼4拍手1礼」というのが特徴なんだそうです。
厳粛な婚礼の儀式の間にも、四女の娘(1歳3か月)、長女の次男(生後半年)がぐずってあやされる場面があったのは、仕方のないところ。
式の後、本殿の前で記念撮影。
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スウェーデンのご両親にとって、神社も、神前結婚式も珍しい。
「あの太い縄はどんな意味があるんですか?」
「注連縄(しめなわ)ですね。意味…。」
答えられないので、近くにいた神社の女性(巫女?)に聞きました。
「意味ですか…。ちょっと聞いて参りますね」
後で聞いたところでは、注連縄は神々の世界と人間の世界を隔てる印だということでした。いろいろ聞かれても答えられないので、社務所で英語版のパンフレットをもらってきて、ご両親に渡しました。
新郎新婦は、天井部分が跳ね上がる特別仕様のブライダルカーに乗って、ブライダルサロンで着替え。
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トヨタクラウンブライダルカー。生産中止で、これ1台しか残っていないらしい
私たちもそこで式服や着物を着換えます。その後は、披露宴会場のある松江にめいめいの車で移動しました。
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6人の孫たちが勢揃い
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