長女は結局帝王切開で女児を出産しました。
自然分娩でなく、お腹を切る手術をして出産したわけですが、これをなぜ「帝王切開」というのか。
ちょっと調べてみました。
なんと、明治時代にドイツ語の医学用語を訳すときに、誤訳から生じた言葉らしいのですね。
帝王切開というのはドイツ語のKeiserschnittを訳したもの。
KeiserもSchnittもともに「切る」という意味があるが、Keiserには皇帝、帝王の意味もあり、訳者が誤って「帝王切開」と訳してしまったとのこと。
ただし、帝王切開の語源についてはいろいろな俗説があるということです(帝王切開の語源)。
もし誤訳説が正しければ、明治の文豪で医者でもあった森鴎外が犯人じゃないかなあ。森は、自らがドイツ語から訳した独自の訳語を小説の中で積極的に使っていましたから。
帝王切開は、一度するとその次の出産も帝王切開を勧められることが多く、帝王切開による出産は回数も制限されるという話があり、たくさん子どもを産みたい長女は、帝王切開を望んでいなかったようです。
まあ、母子ともに健康ということで、よかったです。
子どもは予定日より2週間早く生まれましたが2900gあったので、大きめ。
本当は里帰り出産をする予定でしたが、妻が9月にクモ膜下出血で倒れ、それどころじゃなかったので、嫁ぎ先の岩手県で出産しました。
自然の豊かな環境で、すくすくと育ってほしいものです。
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