犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

トントロ

2007-10-20 00:35:47 | 食べる
 日本に帰任して,毎日,昼御飯は外食しますが,ときどき目新しいメニューに遭遇します。

 たとえば「づけ丼」。これ,昔からありましたっけ? 私の記憶にはない。鉄火丼なら知っていたけれど…。調べてみると,づけ丼はまぐろが醤油漬けになっている。また鉄火丼は下が酢飯で,づけ丼は普通のご飯であるところが違うらしい。

 そば屋のメニュー,「ねばねばそば」というのも初耳。納豆,オクラ,大和芋のネバネバ3兄弟が薬味になっている。粘りものが国民的に嫌いな韓国人には,こりゃきつそうだ。

 づけ丼にしろ,ねばねばそばにしろ,11年前にはなかったんじゃないかなあ。

 夜の飲み屋のメニューに「トントロ塩焼き」というのがあった。豚トロ? これも初耳。出てきたものを見ると,相当に脂が乗った部位。肉を見た瞬間,ピンときました。

(あ,これはハンジョンサルだ)

 以前,韓国の自宅のベランダで焼き肉パーティーをしたとき,あまりに脂が多すぎて,滴った脂に引火,炎上,黒こげになってしまった肉です。

 でも,たぶん鉄板で焼いてきたらし「トントロ塩焼き」はレモン汁をたらして食うと,美味。

「あぶり○○」というのも,近年の流行りでしょうか。
 先日,回転寿司で食べた「あぶりしめサバ」もうまかったし,スーパーで買った「あぶりサンマの寿司」もよかった。

 新しい単語に戸惑いますが,うまけりゃなんでも許す。

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2 コメント

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新メニュー (スンドゥプ)
2007-10-20 12:02:16
本当に美味ければよいのです。
嫌なのが「勘違いフュージョン料理」。
食感、味は確かに新しいが、全然美味しくない。
これで結構高かったりすると、あったま来ちゃう!
화가 나요!
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勘違いやきそば (犬鍋)
2007-10-21 00:42:37
日本そばをソース味で焼いていた「日式」食堂がありました。

怒りより,笑いが出ました。
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