犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

淀川を渡る

2020-03-17 23:29:12 | 大阪暮らし
 毎年、3月11日前後には、東日本大震災に関する番組が放送されます。9周年となった今年も、たくさんの特番があり、それらを見ながら、私もその日のことを回想しました。

 こちらはそのときに書いたブログ記事(リンク)。

 私はその日、東京のオフィスにいました。震源から遠い東京も大揺れで、交通機関は麻痺。会社から実家まで帰り着くのに苦労しました。

(大阪で、会社にいるときに大地震にあったらどうなるだろう。家に帰れるかな?)

 今、梅田のオフィスから新大阪のアパートまで電車と徒歩で25分。歩いて帰ることが可能な距離です。でも、今まで会社から家まで徒歩で帰ったことはありませんでした。

(ちょっと歩いてみようか)

 土曜日、午前中に梅田のオフィス近くの歯科に行った帰り、思い立ちました。

 距離は近いのですが、オフィスとアパートの間には淀川が流れています。これを渡らなければならない。グーグルマップを見ながら、梅田から北上します。

 この日は晴天で、風も強くない。花粉は多めだそうですが、幸い、私は花粉症ではない。

 橋はいくつかあって、最短距離にあるのは新御堂筋が通る新淀川大橋。新御堂筋沿いに歩いて行くと、途中で歩道が別になる。

(どこから橋にのぼれるんだろう)

 うろうろしながら、橋につながる螺旋階段を見つけました。

(こんな狭いのか)

 もし災害があって、人々が橋に殺到したら、この階段で「大渋滞」が生じることは間違いない。

 橋の上に上がっても、歩道はとても狭い。まあ、普段、この大きな橋を歩いて渡る人はほとんどいないので、困ることはないのでしょう。

 橋の上から眺める淀川は、のどかな景色ですが、脇を走る自動車の排気ガスが少し気になります。

 橋を渡り切れば、いつもの散策コースに出ます。

 ゆっくり歩いて、家まできっかり1時間。

 直近の人間ドックでメタボ判定が出たので、ダイエットのためにも、ときどき歩いて帰るのがいいかもしれません。
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