今年は記録的な猛暑。
ところがマツタケにはそれが幸いしたんでしょうか。産地によっては大豊作。長野では「20年ぶりの豊作」なんだそうです。(→リンク)
この記事にある長野県は上田市出身の友人がいます。彼が子どものころ,近くにあるマツタケ山は,収穫の時期になると猟銃をもった地主が監視していたとか。
「松茸は栽培ができないんだ。もし栽培に成功したら,ノーベル賞間違いない」
と言っておりました。
ただ,これはずいぶん昔の話。科学の進歩は日進月歩だから,もう栽培可能になっているのかと調べてみると,まだダメみたいですね。
ところが,ところが…。
お隣韓国からビッグニュースが飛び込んできました。(→リンク)
日本が100年かけても失敗したマツタケ人工繁殖、韓国で成功
マツタケの価格が少し安くなりそうだ。不可能と考えられてきたマツタケの人工繁殖に成功したからだ。
山林庁傘下の国立山林科学院微生物研究チームは、江原道洪川(カンウォンド・ホンチョン)の国有林で人工栽培したマツタケの採取に成功したと18日、明らかにした。ここに人工的に菌株を移してから7年ぶりだ。
マツタケが生えたところに幼いマツを植え、このマツの根に菌を感染させた後、これを大きなマツがある山に移して植えるという「マツタケ感染苗」方法。日本は100年以上の研究の末、1980年代に感染苗方式の人工栽培技術を獲得した。しかしキノコ1個を生産しただけで、持続的な生産には失敗した。
今回の研究が注目されるのは、マツタケ菌が生き残った比率(活着率)が20%を超え、持続的な生産が可能だと考えられるからだ。ひとまずマツタケ菌がマツ林に定着しさえすれば、30年以上採取が可能だと、山林庁は明らかにした。
これで松茸が劇的に安くなると同時に,韓国念願のノーベル賞(科学部門)が確実になったわけで,めでたいことです。
ところがマツタケにはそれが幸いしたんでしょうか。産地によっては大豊作。長野では「20年ぶりの豊作」なんだそうです。(→リンク)
この記事にある長野県は上田市出身の友人がいます。彼が子どものころ,近くにあるマツタケ山は,収穫の時期になると猟銃をもった地主が監視していたとか。
「松茸は栽培ができないんだ。もし栽培に成功したら,ノーベル賞間違いない」
と言っておりました。
ただ,これはずいぶん昔の話。科学の進歩は日進月歩だから,もう栽培可能になっているのかと調べてみると,まだダメみたいですね。
ところが,ところが…。
お隣韓国からビッグニュースが飛び込んできました。(→リンク)
日本が100年かけても失敗したマツタケ人工繁殖、韓国で成功
マツタケの価格が少し安くなりそうだ。不可能と考えられてきたマツタケの人工繁殖に成功したからだ。
山林庁傘下の国立山林科学院微生物研究チームは、江原道洪川(カンウォンド・ホンチョン)の国有林で人工栽培したマツタケの採取に成功したと18日、明らかにした。ここに人工的に菌株を移してから7年ぶりだ。
マツタケが生えたところに幼いマツを植え、このマツの根に菌を感染させた後、これを大きなマツがある山に移して植えるという「マツタケ感染苗」方法。日本は100年以上の研究の末、1980年代に感染苗方式の人工栽培技術を獲得した。しかしキノコ1個を生産しただけで、持続的な生産には失敗した。
今回の研究が注目されるのは、マツタケ菌が生き残った比率(活着率)が20%を超え、持続的な生産が可能だと考えられるからだ。ひとまずマツタケ菌がマツ林に定着しさえすれば、30年以上採取が可能だと、山林庁は明らかにした。
これで松茸が劇的に安くなると同時に,韓国念願のノーベル賞(科学部門)が確実になったわけで,めでたいことです。
トリュフの栽培成功ならあるいは…と思ってぐぐったら既に200年前に同様の方法で成功してるみたいで。
ちなみにこないだ読んだ日経サイエンスによると日本にも質のいい黒トリュフが自生してるんだとか。松露と違って利用されてないだけで。
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/34-0592.pdf
>ノーベル賞?
ノーベル賞はとれません。なぜなら,選考委員(欧米系)の多くはマツタケの香りを
「軍人の靴下の臭い」」
「数ヶ月も風呂に入っていない不潔な人の臭い」
として忌み嫌っているらしいからです(ウィキペディア)。