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写真:文在寅大統領夫妻と愛犬マル(亜州経済新聞より)
退任間近の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、愛犬家として知られています。
それを知った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、2018年に豊山犬(朝鮮の在来犬種)のつがい、ソンガン(雄)とコミ(雌)を贈りました。
コミは韓国に贈られた2か月後、6匹の子犬を出産しました。贈られたときすでに妊娠していたのでしょう。父親がソンガンかどうかはわかりませんが、その可能性が高いでしょう。
そして2021年の6月に、コミはふたたび7匹の子犬を産みました。
そして、文大統領は、「今回の子犬の父親は、自分がもともと育てていた雄の豊山犬、マルである」と発表したのです。
北朝鮮から贈られた雌犬と、自分が育てていた雄犬の間に子犬が産まれたというのは、文大統領の念願である南北統一の象徴として、美談ではあります。
マルは、2017年、文大統領が大統領に就任したときに自宅で育てていた犬で、その年の5月25日に大統領官邸である青瓦台に連れて行き、以来、いっしょに暮らしているとのことです。
当時の記事(2017年5月27日付韓国日報、韓国語)には、
文大統領はマルを引っ越しと同時に連れてこようと考えていたが、夫人のキム・ジョンスク氏が、人間にすれば60歳を越えた老齢犬のマルが違う環境に適応できるか心配したそうだ。
そのため、マルが新しい環境に適応できるように動物病院で健康診断受け、若干の治療をしたあと、25日になってやっと青瓦台に入居できた。
とあります。
2021年2月12日付亜州経済新聞(リンク、韓国語)で文大統領は、マルを15歳と紹介しています。
逆算すると、17年時点でマルは11歳。そのとき「人間でいえば60歳以上」とのことですから、2021年の15歳のときは、人間でいえば90歳ぐらいでしょうか。
豊山犬は大型で、大型犬の寿命は12歳未満であることが多いので、マルの15歳というのは相当な高齢といえます。
で、2021年6月に生まれたコミの子犬たちの父親がこのマルということですから、犬の妊娠期間を2か月とすれば、マルは21年4月ごろにコミと交尾したことになります。
15歳(人間でいえば90歳)で、交尾!
獣医学部を出た長女に聞いてみました。
「犬って、15歳でも交尾できるの?」
「さあ。人間と同じで、個人差があるんじゃない?」
たしかに俳優の故上原謙さん(加山雄三の父)は、71歳で子どもを授かったそうですね。
ネットで検索すると、
「9歳のダックスフントが獣医から交配は無理と言われた」、
「きちんとしたブリーダーは、早くて6歳、遅くても8歳くらいまでに引退(去勢)させる」、
「高齢の交配は体に負担がかかる、奇形が生まれる確率が高くなる」
などと書かれていました。
マルが15歳で交尾したというのは、ありえないことではないかもしれないけれど、もし本当ならギネスブックに載ってもおかしくない記録ではないでしょうか。
私の推測では、2021年6月に生まれた子犬たちの父親はマルではなく、2017年に北朝鮮から雌犬コミといっしょに贈られたソンガンだった。しかし、南北友好の美談に仕立て上げるために、文大統領が飼っていた老犬マルの子どもだと虚偽の発表をした…。
文大統領が在任中に行ってきた数々の統計粉飾からみて、その可能性は高いと思います。
なお、最新の青瓦台のページ(リンク)の「家族紹介」では、北朝鮮から来たコミとソンガンが2歳と明示されているのに、マルの年齢は「10歳以上」とぼかされているのも怪しい。
退任間近の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、愛犬家として知られています。
それを知った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、2018年に豊山犬(朝鮮の在来犬種)のつがい、ソンガン(雄)とコミ(雌)を贈りました。
コミは韓国に贈られた2か月後、6匹の子犬を出産しました。贈られたときすでに妊娠していたのでしょう。父親がソンガンかどうかはわかりませんが、その可能性が高いでしょう。
そして2021年の6月に、コミはふたたび7匹の子犬を産みました。
そして、文大統領は、「今回の子犬の父親は、自分がもともと育てていた雄の豊山犬、マルである」と発表したのです。
北朝鮮から贈られた雌犬と、自分が育てていた雄犬の間に子犬が産まれたというのは、文大統領の念願である南北統一の象徴として、美談ではあります。
マルは、2017年、文大統領が大統領に就任したときに自宅で育てていた犬で、その年の5月25日に大統領官邸である青瓦台に連れて行き、以来、いっしょに暮らしているとのことです。
当時の記事(2017年5月27日付韓国日報、韓国語)には、
文大統領はマルを引っ越しと同時に連れてこようと考えていたが、夫人のキム・ジョンスク氏が、人間にすれば60歳を越えた老齢犬のマルが違う環境に適応できるか心配したそうだ。
そのため、マルが新しい環境に適応できるように動物病院で健康診断受け、若干の治療をしたあと、25日になってやっと青瓦台に入居できた。
とあります。
2021年2月12日付亜州経済新聞(リンク、韓国語)で文大統領は、マルを15歳と紹介しています。
逆算すると、17年時点でマルは11歳。そのとき「人間でいえば60歳以上」とのことですから、2021年の15歳のときは、人間でいえば90歳ぐらいでしょうか。
豊山犬は大型で、大型犬の寿命は12歳未満であることが多いので、マルの15歳というのは相当な高齢といえます。
で、2021年6月に生まれたコミの子犬たちの父親がこのマルということですから、犬の妊娠期間を2か月とすれば、マルは21年4月ごろにコミと交尾したことになります。
15歳(人間でいえば90歳)で、交尾!
獣医学部を出た長女に聞いてみました。
「犬って、15歳でも交尾できるの?」
「さあ。人間と同じで、個人差があるんじゃない?」
たしかに俳優の故上原謙さん(加山雄三の父)は、71歳で子どもを授かったそうですね。
ネットで検索すると、
「9歳のダックスフントが獣医から交配は無理と言われた」、
「きちんとしたブリーダーは、早くて6歳、遅くても8歳くらいまでに引退(去勢)させる」、
「高齢の交配は体に負担がかかる、奇形が生まれる確率が高くなる」
などと書かれていました。
マルが15歳で交尾したというのは、ありえないことではないかもしれないけれど、もし本当ならギネスブックに載ってもおかしくない記録ではないでしょうか。
私の推測では、2021年6月に生まれた子犬たちの父親はマルではなく、2017年に北朝鮮から雌犬コミといっしょに贈られたソンガンだった。しかし、南北友好の美談に仕立て上げるために、文大統領が飼っていた老犬マルの子どもだと虚偽の発表をした…。
文大統領が在任中に行ってきた数々の統計粉飾からみて、その可能性は高いと思います。
なお、最新の青瓦台のページ(リンク)の「家族紹介」では、北朝鮮から来たコミとソンガンが2歳と明示されているのに、マルの年齢は「10歳以上」とぼかされているのも怪しい。
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