昨年から世の中はパクチーブームなんだそうです。昨年末にはこんな記事もありました(リンク)。
パクチーを使ったメニューを出す店が倍増し、ぐるなび総研が2016年の「今年の一皿」に「パクチー料理」を選び、パクチー料理をメインにする店が人気を博し、パクチーを好んで食べる「パクチスト」なる言葉が生まれ…。
私が新宿の「くせものや」という店でパクチーの天ぷらを食べたころに、ブームは始まりつつあったのかもしれません(リンク)。
上の記事を書いているのは、「フードアナリスト」の金成姫さんという在日三世。
私が韓国に駐在していたころ、パクチーは韓国で忌み嫌われていました。ベトナム料理のフォーやタイ料理など、パクチーが欠かせないメニューにも、パクチーは入っていませんでした。2006年にロッテデパートでパクチー(香菜=シャンツァイ)を発見したときの経緯をブログに書いたこともあります(リンク)。
さらにその10年前、日本の状況も似たようなものでした。池袋の2大デパート西武と東武のうち、パクチーを置いていたのは東武だけでした(リンク)。
今や、デパートと言わず、たいていのスーパーに置かれています。
家庭菜園で栽培している人もいるらしく、少し前に埼玉の家でも近所の人から大量にもらいました。私たち夫婦は好きなほうなので、ありがたくいただきました。
それでこのGWは、パクチー入りメニューが食卓に乗ることが多かった。ちょうどテレビでやっていたパクチーレシピを参考に、いくつか作ったなかで、パクチーの茎+ひじき+ニンニクの炒めものはなかなかいけた。納豆+パクチー+ごま油は、それぞれの風味が強すぎていま一つ。
ところで、わが家のお気に入りのビール(発泡性リキュール)がサッポロのホワイトベルグ(リンク)。このビールになんとパクチーの種(コリアンダーシード)が使われているんですね。
このビールには独特の風味がありますが、パクチーの匂いではなく、フルーティーな香り。不審に思って調べると、
ヨーロッパやインドでは香辛料として種子(植物学上では果実)の利用も盛んである。乾燥したコリアンダーの果実はコリアンダーシードなどとも呼ばれこれをすりつぶした粉末は柑橘類、特にオレンジのような香りを漂わせカレーなどに用いられる。果実の匂いの主な成分は葉の臭い成分とは異なり、…(ウィキペディア)
とありました。
パクチー入り餃子とホワイトベルグの相性はことのほかよいように感じられました。
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おはようございます。
「くせものや」、懐かしく拝読しました。
行きつけのスナックでも自家栽培のパクチーを出してくれるので、かなり頻繁に食べています。
機会があったら、また行きましょう。
ヒューガルデンのホワイトが有名ですが、柑橘+コリアンダーシードは日本の地ビールなんかでも見かけます。
手作りの陳皮とコリアンダーシードのパウダー混ぜておいて、
適当なホワイトエールに振りかけて、似非ヒューガルデンも楽しいです。
もう5年も前になるんですね。
東京出張の際、またご連絡します。
麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)、ホップ、大麦、コリアンダーシード、オレンジピール、スピリッツ(大麦)
とありました。
香りの元はおもにオレンジピールなのですね。
ホワイトベルグは、置いているスーパーが限られているのが難点です。