犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

スカイプでタイ語

2011-06-30 23:05:37 | 言葉

 最近、スカイプを利用してタイ語を学習しています。

 この方式、現在、何種類かあり、これまでに「体験学習」も含めていくつかやってみましたが、今やっているのは非常に廉価。

 一回25分で、料金は266円! 

 この低価格のからくりは…。

 月会費が3990円で、月に最大15回まで受講できる。15回受けたときの料金が一回あたり266円なんですね。忙しくて10回しかできなければ400円、5回しかできなければ800円となる勘定です。

 他のスカイプレッスンは50分で2000円が相場ですから、50分に換算すれば532円で約4分の1、破格の安さです。

 安さの秘密は何か。

 一つは、講師がタイ語教育の専門家ではなく、タイの大学生であること。そしてその大学生はタイ在住であること。

 266円のうち、どれくらいが彼女たち(講師はすべて女性)に渡るのかはわかりません。150円ぐらいだとすると、タイバーツでは60バーツぐらい。一時間あたりに直せば約120バーツ。

 授業の中の雑談でタイの学食の値段を聞いてみたことがあります。昼食は25~30バーツ。したがって時給は学食の4~5倍。

 日本の大学の学食がだいたい400円(娘談)だから、その4~5倍とすれば1600~2000円。

 娘がバイトをしているサーティーワンが時給800円だから、その2倍、けっして悪いバイトではないかもしれない。

 さらに、講師の女子大生はほとんどが名門大学(チュラロンコーンかタマサート)で日本語を専攻している。

 授業は、基本タイ語で進みますが、よくわからなくなるとどうしても日本語を使うことになります。毎回、先生が代わるのですが、先生によっては25分のうち自分が日本語をしゃべる時間が半分以上になる場合もあり、その日本語がおかしいと私が直してあげちゃう場合もある。こうなると、私がタイ語の授業を受けているのか、彼女が日本語の練習をしているのかよくわからなくなる。

 彼女たちにとっては、日本語の練習はできるは、お金ももらえるはで、とてもいいバイトになっているのかもしれません。

 ネットの講師紹介欄は顔写真入りで、とてもきれいな女性もいますが、実際の授業は、映像なしで音声だけです。

あの顔写真は本物なのか!

などと野暮なことは言いますまい。


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