D(三女の夫、フィリピン人)は、来日1年半ですが、日本語力(会話力)はめきめき上達しました。
しかし、2歳半の娘(私の孫)には負けている。
Dと娘が積み木で遊んでいて、高く積んだ積み木が崩れてしまいました。
「せっかく積んだのに…」
娘が言うと、Dは
「What is SEKKAKU?」
と妻(私の娘)に聞きました。
「せっかく」は、Dの語彙になかったのです。
(説明は難しいなあ)
語釈に定評のある『新明解国語辞典』(第七版)によれば、
せっかく【折角】
①好ましい結果を期待して、そのことを実現させよう(何かを効果的に利用しよう)と努力する様子。〔多く、期待に反する結果になって残念がったり 相手にそうさせたことを謝罪したりする際に用いられる〕
「せっかく用意した料理がすっかり冷えてしまった」
「せっかくここまで来たのだから、寄っていこう」
「せっかくの努力が水の泡だ」
「せっかくの日曜日だというのに朝から雨だ」
「せっかくお出でいただいたのにあいにく留守で」
「せっかくだからお参りしていこう」
「せっかくだが、先約があるので参加できません」
ところで、Dは夏休みの「サマーキャンプ」を楽しみにしていました。
同じ市のALT(英語補助教師)が中心になって行うイベントで、山の中のキャンプ場・宿泊施設に希望する中学生を集め、英語だけでゲームやキャンプファイヤーを楽しむというもの。
Dにとっては初めて参加するイベントです。
Dの発案で、みんなで凧を作って揚げようということで、材料の竹、ビニールシート、凧糸などを準備していました。その予行演習で、ALT仲間に凧の作り方を伝授したとき、
「凧糸を結べない人が多くて、困っちゃう」
といって笑っていました。
外国人(特に欧米人)のなかには、チョウ結びが出来ない人が多いんだそうです。
イベントは水曜日から2泊三日の予定。
ところが、Dは前の週の土曜日に発熱。
「何度?」
「39.5度です」
「39.5! もしかして…」
「大丈夫です。ただの風邪です」
学校関係者に連絡がつかなかったので、ALTの先輩に相談すると、やはり診断書をもらうほうがいいだろうと言われました。
「必要ないと思うけどなあ。まあ、念のため…」
ということで、月曜日に近くのクリニックの「発熱外来」で診てもらうと…。あっさり「コロナ陽性」という診断が下されてしまいました。
「せっかく準備したのに…」
Dは、「せっかく」という言葉をマスターしたようです。
火曜日には、濃厚接触していた妻(娘)と娘(孫)も発熱。やはりコロナ陽性でした。
同じく濃厚接触している私と妻は、今のところ症状はありません。
妻は昨年、コロナに感染したので免疫があるのかもしれません。
私のほうは、3回受けたワクチンが効いているんでしょうか(といっても、Dはフィリピンで中国製ワクチンを3回受け、私の妻と娘も日本で3回受けているのは私と同じです)。
無症状感染者なのかもしれません。
無症状とはいえ、私は予定していた出勤をリモートワークに切り替え、金曜日と日曜日の飲み会の約束をキャンセル。
Dと妻(娘)は、その後、味覚と嗅覚がなくなる後遺症があり、何を食べても味がしない、と言っています。
私はこのまま発症しないことを願っていますが、予断を許しません。
「せっかく用意した料理がすっかり冷えてしまった」
「せっかくここまで来たのだから、寄っていこう」
「せっかくの努力が水の泡だ」
「せっかくの日曜日だというのに朝から雨だ」
「せっかくお出でいただいたのにあいにく留守で」
「せっかくだからお参りしていこう」
「せっかくだが、先約があるので参加できません」
ところで、Dは夏休みの「サマーキャンプ」を楽しみにしていました。
同じ市のALT(英語補助教師)が中心になって行うイベントで、山の中のキャンプ場・宿泊施設に希望する中学生を集め、英語だけでゲームやキャンプファイヤーを楽しむというもの。
Dにとっては初めて参加するイベントです。
Dの発案で、みんなで凧を作って揚げようということで、材料の竹、ビニールシート、凧糸などを準備していました。その予行演習で、ALT仲間に凧の作り方を伝授したとき、
「凧糸を結べない人が多くて、困っちゃう」
といって笑っていました。
外国人(特に欧米人)のなかには、チョウ結びが出来ない人が多いんだそうです。
イベントは水曜日から2泊三日の予定。
ところが、Dは前の週の土曜日に発熱。
「何度?」
「39.5度です」
「39.5! もしかして…」
「大丈夫です。ただの風邪です」
学校関係者に連絡がつかなかったので、ALTの先輩に相談すると、やはり診断書をもらうほうがいいだろうと言われました。
「必要ないと思うけどなあ。まあ、念のため…」
ということで、月曜日に近くのクリニックの「発熱外来」で診てもらうと…。あっさり「コロナ陽性」という診断が下されてしまいました。
「せっかく準備したのに…」
Dは、「せっかく」という言葉をマスターしたようです。
火曜日には、濃厚接触していた妻(娘)と娘(孫)も発熱。やはりコロナ陽性でした。
同じく濃厚接触している私と妻は、今のところ症状はありません。
妻は昨年、コロナに感染したので免疫があるのかもしれません。
私のほうは、3回受けたワクチンが効いているんでしょうか(といっても、Dはフィリピンで中国製ワクチンを3回受け、私の妻と娘も日本で3回受けているのは私と同じです)。
無症状感染者なのかもしれません。
無症状とはいえ、私は予定していた出勤をリモートワークに切り替え、金曜日と日曜日の飲み会の約束をキャンセル。
Dと妻(娘)は、その後、味覚と嗅覚がなくなる後遺症があり、何を食べても味がしない、と言っています。
私はこのまま発症しないことを願っていますが、予断を許しません。
コロナワクチンには予防効果はないです
欧州会議のコロナ公聴会でファイザーの役員が予防の治験もしていなかったことを認めました
一方重症化予防効果は半年くらいでその後は逆に打たなかった時よりもマイナスになります
犬鍋さんが移らなかったのはおっしゃるように奥様が感染された時に無症状感染されてその免疫があるのでしょう
お大事に
結局私は発症せず、発症した家族は味覚、嗅覚も含め、ほぼ回復しました。