犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ミャンマー語

2013-03-28 23:10:09 | ミャンマー

 東南アジアには独自の文字をもつ言語が多い。中でもミャンマー文字は、タイ文字よりも丸っこくてかわいい。

 以前、日本語の系統について読んだ本に、日本語の祖語の候補としてビルマ語もあげられていました。語順が同じだとか、助詞があるとか、似た言葉が多いなどと書かれていたように記憶しています。

 で、ちょっとミャンマー語をかじってみようかなあと思ったのですが…

 本が少ない!

 韓国語には比べるべくもなく、タイ語などよりもずっと少ないマイナー言語です。ジュンク堂などの大型書店に行っても、現存する学習書は辞書も含めて10冊以下。古いものも多い。

 なかなか手ごわそうです。

 こころみに百科事典でミャンマー語を調べてみると…

ミャンマーの公用語で約4000万人の話し手がいる。

独自の文字をもつ。

35の子音、7つの母音がある。

声調言語で、3つの声調がある。

一音節の言葉が多い。

語順は、主語→目的語→動詞の順。

修飾語は名詞の後につくことも、前にもつくこともある。

助詞によって文法関係を表す。

動詞は活用せず、時制は助動詞で表現する。

助数詞がある(名詞・数詞・助数詞の順)。

敬語表現がある。

パーリ語、モン語、近年では英語からの借用語が豊富。

などとなっていました。

 ざっと見ただけでも、確かにいくつかの特徴は日本語と共通していますね。


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