コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

わたしの気持ち

2010-06-25 10:08:58 | 親子コミュニケーション・Light

最近増えてるPTAがらみの用事…もうちょっと楽だと甘く見て引き受けてる私でした。
でも、そんな中で、いろんなお母さん方と話をする時間があり、いろんな子育ての様子を聞いて刺激を受けてます。

昨日もある方のお話を聞いてましたが、とてもお子さんといい関係だなと。
いくつかある話の中のひとつです。

最近お子さんの言葉遣いが気になってきたそうです。
一方ではその原因をいろいろ考える気持ちがあり、その辺を私と話していたんですが、もう一方でどう対応しているかという話になりました。

私を含め、多くの方は
「そんな言葉遣いはやめなさい!」
「なんでそんな言い方するの!」
あと関西特有の(ってこともないかもしれんけど)
「どの口がそんな言い方しとんねん!!!」とほっぺたをひねり上げる。
まぁこういう感じで、しかる・責める・しつける…

ところがそのお母さんの言い方は素敵です
「○○くんがそういう言い方すると、おかあさんとっても悲しいなぁ」
「そんな言い方されると、おかあさん怖くて怖くて泣きたなるわぁ」

もちろん、このやり取りだけで成立するのじゃなく、台詞以前に親子のいい関係が出来上がってるのだと思います。
男の子お二人だそうですが、隙を見つけてはくっついてくるそうです。
そのときの状況にもよるでしょうが、それをしっかり受け止めてあげている。
そんなにたいしたことじゃなくても、食事の後ひざに乗っかってきたらそのままひざに乗せたまま一緒にテレビを見る…そういう感じのことの積み重ねで、しっかりと関係が出来上がる。

一緒にお風呂に入ったり、こうしてひざに乗せたりの「からだのふれあい」はとっても大事ですよね。

だから、おかあさんの気持ちの言葉がしっかり伝わる。
相手に「どうしなさい」ではなく、自分のメッセージを伝えること。


普段、なかなかそういうことはできないかもしれませんから、最初は形からでも練習してみることは大事です。
今日行われる、「聞き方・伝え方の学び」ではそういう練習もやっていきます。
今回は無理でも、毎月行いますのでぜひご参加ください。

今日はこのお母さんの気持ちを、参加する皆さんで分かち合いたいなと思ってます。京都支部学習会