コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

授業参観 懇談会

2011-03-06 10:53:36 | 日常雑感

 

今年度最後の授業参観があった。

来年度、PTA会長を引き受けることになったのもあって、懇談会まで参加した。

次男のクラスの懇談会は最初の参観日に行ったが、その後参観はしても懇談会まで出ることはなかった。
ある会議で、教務主任の先生が「先生もいろいろ工夫してるんですが、なかなか懇談会まで残ってくださる方が少ないんです。」とおっしゃっていた。
確かに、それは気になる問題だし、人に勧めるには自分がやらなければ。
ということで、今回は長男のクラスの懇談会へ。

懇談会まで残っておられたのは参観した親の三分の一くらいか。
ほとんどの時間は、先生からのいろんな説明だが、その端々に先生の気持ちがあふれてくる。

何度か授業参観してるが、私としては何人かじっとしてられない子がいたり、後ろを向いて話す子がいても、「あぁ、これぐらい大した事ないな」と思って言た。
しかし、先生はかなりそのことを気にしておられ、「2月半ばでやっと落ち着いてきた気がします」と。
私は気にしてなくても、気にしてる親もいただろうし、そういう親への対応も苦心してこられたんだろう。
私が見るに、ベテランの域に入っているだろう先生でも、苦心し悩んで教育されてるんだなと。

懇談の後はコーラス部の集まりへ。
私はコーラス参加してないけど、発表会のビデオ撮り係だったんで、その上映に。
雑談でお母さん方がいろいろ話してるのを聞くのは楽しい。
最近、字を書くことがなくなったって言う話題で、日記を書くのがいいよって話。
紙の日記に書いて、文字を書くことに親しむってのは苦手なんだけど、こうしてブログやSNSなんかに書くことで、自分の思いを言葉にすることはなじんでるほうかもしれない。

コーラスの集まりの後は残った役員でいろいろ相談。
いよいよ年度末で、来年度に向けての準備がいろいろと慌しくなってきた。
効率よく物事を進めて行きたいねってことで意見一致。
大事なことですね。

 

PTA役員となることで、今までとはかなり違った関心の持ち方をしている自分がいるし、来年度の会長を引き受けたことで、さらにそれらの問題の解決をも視野に入れる事になると思う。
ただ、私のスタンスで、急いで問題解決をすることよりも、問題があることを感じているそれぞれの立場が、(相手を否定することなく)その問題を共有することから、自ら問題が解決されていくことを望んでいる。
違う言い方をすれば、問題があるってことを「それじゃ駄目」と頭ごなしに忌み嫌うのではなく、「今は問題があるんだな」って受け止めることから。

実際に困っている人もいるんだから、悠長なことは言って居れないのかも知れないけれど、表面の解決よりも根本の変化につながればいいなと。

まぁ、私のこのスタンスが現状に即さなければ、役を降ろされるか、私抜きでことが進んでいくだけのことだろうしね。

もしかしたら、このタイミングで私が選ばれたのは、何かしらの役割が私にあるってことだろうなと。


先生は「もうちょっとやり方を工夫したかった」とおっしゃってた生徒の「作品展」が体育館で飾られていた。
うん、十分すばらしいものでしたよ、先生。