コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

真宗カウンセリング創立50周年記念交流会

2011-11-14 07:07:28 | 真宗カウンセリング

今年の大イベント(私的には)が行われた。

ここ数週間のブログにしたい出来事がいくつもあったけど、この準備で(当然他の仕事の合間なので)ゆっくりキーボードを打ち込む暇がなかった。

 

世話役の私としては、当日を無事迎えたことで終わったようなものだったけど…(笑)

しかし、イベントの準備というのは大変である。

もっと大規模のものだったら複数のスタッフで何度もミーティングして行うべしなんだろうけど、今回は大事業の割りに交流会の規模は控えめなんで、事前準備は基本私一人。

資料作成を(じつはこれが一番大変かもしれない)他の方にお願いした以外は、基本的な計画を世話役会でまとめたのと、案内の発送作業、当日の役割分担を相談してまとめたくらい。

でも、ひとりでやらせてもらったことで、自分のスケジュールでことが運べるので、私はそのほうが楽に動ける。

 

で、肝心の交流会の中身は代表やベテランさんにお任せして進行してもらうのだから、当日は楽なもんだ。

(しかも、PTAがらみのどうしてもはずせない野暮用があったので中座する始末)

 

 

特に大々的な記念講演や祝典を開かず、新旧の会員に集まってもらって、真宗カウンセリングとの関わりと思いを話してもらうだけ。

ところがそれが、単なる懐古ではなくて、真宗カウンセリングとの歴史を経た上での「今・ここ・わたし」を言葉にする作業で、まさに真宗カウンセリングのワークと呼べるもの。

故・西光先生の思いが結実しているのを感じる。

 

外に飛び出して、ますます活躍しておられる方も一杯居られる中で、こうやって50年続いてきたことで「ここに在る」ことを節目のイベントで発信することで、「今」を持ち寄って顔を合わせるだけで、つながりが生まれて、深まりが生まれる。

 

私自身、今後どのようになっていくのか分からない。

(自分の軸にあるものも、ちょっとしたきっかけで移り変わっていきますしね)

でも、こうやって”個”が集って、それぞれが経験を経た”今”でつながるの機会は大事にしたいですね。

 

午後にはお二人の方の研究発表があったけど、中座したんで中途半端にしか聞けてない。

レジュメをもらってるのと、音声の記録が手元にあるので、後でじっくりと…。

でも、ライブで聴くのとは違うから残念なことしたなぁ。

 

まぁ、とりあえずひとつ肩の荷が降りたんで、しばらくはのんびりと。

 

 

夜の祝賀会も幹事なんで浴びるほどは飲めなかったけど(いやいや、疲れてて飲めないかと思ったらビールのピッチャーいくつかあいてたから記憶にないところで飲んでるんだろうな)、幹事で座った端っこの席は少し前に活躍してた方たちが集まって談笑。

奥のほうの何十年も関わってこられた方々とは違うけれど、こうした先輩がたのバトンがあって、今があるんだよなぁと。

 

「新旧が交流するだけの質素なイベントで」とはいうが、その交流だけでも時間が足りないと思えるんだから、イベントは質であり、質は人が作るんだなと実感した日だった。