コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

はぐくみ全市交流会…時間がたったけど書いておきたいこと

2011-11-22 03:27:24 | PTA

相変わらず、更新したくてもなかなかまとめて時間が取れない感じ。

まぁ、少しでも時間が取れたら寝てるからなんだけど…。

 

ここしばらくは、いろんな準備や裏方作業が中心。

小P連南支部の2回目の会長会議の準備も進めてるし、バレーボール大会があった。

単Pの方では本部役員会議や壁新聞作成、子ども見守りに関する打ち合わせや、安心安全委員会のミーティング、校長との今後の予定に関するミーティングもあった。

あと、卒業式に向けての6年生保護者の会議準備も。

小Pの方では前回記事にした「教育委員会との懇談会」に向けての準備がある。

 

 

校長とのミーティングでは、ちょっと大きな動きの打診もあった。

とても楽しみな案件だけど、ここで発表するのはもうちょっと具体的になってからかな。

 

他にも、すでに記事にした「真宗カウンセリング50周年」や毎週のエンカウンターグループ、月一の月例会も先週あった。

さらには法座も。

 

後の予定を考えても、明日(もう今日になってるけど)は子どもの学芸会、午後には南支部はぐくみの研修会。

週末にはPTAフェスティバルがあるし、前日には準備にも行く。

来週は教育懇談会の準備会議があるし、その週末は午前に人権啓発活動、午後に南支部のコーラス交歓会。

まだ参加は迷ってるけど、1日にも南区のまちづくり推進課のほうで人権啓発活動と講演会がある。

うーん、師走になったらどうなってしまうんだろうか…

 

 

と、今後も話題豊富になりそうなんで、今まで書き損ねてることが書けないままになりそう。

なので、思い立ったときに少しでも…ということで、もう2週間前になるけど「はぐくみ全市交流会」のお話。

その直後の思いはすでに書いたけど(「遠いところのお話」…よく書いといたもんだ)肝心の交流会の方は書き損ねてる。

 

第一部は講演会で、子どもの「困り」に関するお話を聞いた。

素直に感心した部分と、「?」と思った部分もあるんだけど、そういう感じが残ってるだけで具体的に書くほど大きな疑問があったわけじゃない。

レジュメを見直して内容を思い出せば話題に出来るんだろうけど、また気が乗れば。

 

で、書いときたいのは後半のワークショップ。

あらかじめグループ分けしてあり、私は小Pの理事会に参加してることもあり世話役(ファシリテーター)を仰せつかってた。

市内各地から来られた5人のお母さん方とのグループ。

短い時間だったんで、自己紹介の後は記録係だけ決めて、5分時間をとってポストイットに課題を書いてもらい発表してもらう手順を採用。

講演はこどもの「困り」にどう関わっていくかだったんだけど、みなさんに書いてもらうと出てくるのは「子どもとの関わりで”困る”こと」が中心。

もしかしたらワークショップ主催者の思惑とは違うかもしれないけれど、これが生の声だし、皆さんが抱えてるものだから、じっくりそこを聞かせてもらうことにした。

 

子どもの成長に伴って、コミュニケーションが難しくなってくる。

どういう風に接したら…

おそらく、こういう悩みを話し合っても、多くの場合はアドバイス中心になるだろうし、下手すると「そんなやり方はダメ」と否定批判されてしまうこともあるだろう。

なので、まずは困っていることを言葉にして”放す”ことから。

すると周りのお母さんも自らの体験から問題を”共有”する。

自分だけじゃないとわかり少し楽になられるんだろう、みなさん結構活発に話し合われる。

(もっと時間があっても面白かったと思う)

具体的な方策がなくても、こうして分かち合うことで大きな意味があるだろう。

 

あとはお土産としてちょっとだけ「こういうちょっとしたことで関わり方は変わりますよ」と、少しだけ提案。

ここでも何度か書かせてもらってる、コミュニケーションのちょっとした心がけ。

 

忙しいときでも、子どもが話したがっていたら聞いてあげる。

できれば正面向いて目を見て…が理想だけど、家事をしながら「ウン」という相づちやうなづきを。

その出来事で感じた「うれしかった」や「腹たった」などの感情の言葉をしっかりキャッチ。

これだけでも変わりますよってこと。

 

あと、こちらの言いたいことを伝えるときに、相手を否定批判したり、強制したり、決め付けたりするのではなく、「お母さんはこうして欲しい」「お母さんはこうしてもらったらうれしい」という”わたしメッセージ”を心がける。

 

もちろん、気が急いていたり、お怒りのときは難しいだろうし、そういうときに出来なかったことで自分を責めるんじゃなく、出来ていないっていう事実だけを受け止めて、評価しない。

 

時間があれば、もうちょっと具体的にお話できたんだろうけど。

 

 

じつは、このことは交流会があった翌日のエンカウンターグループでひとつの深まりがあった。

「こういう話が出来たんですよ」ということを話したときにある方が「おかあさんが自分のことを話して、しっかり聞いてもらえたから、高橋さんの話が入っていったんですね」と。

そう、ここが大事なところだ。

一方的な講習として話をするのじゃなく、先に”放して”もらうことが大事なんだ。

 

講演会だけで終わるイベントは、どうも後味が悪い。

こういう形で分かち合うワークショップがあると、深まりがずいぶん違ってくる。

 

そういうことを改めて感じたし、このことを心にかけていて、時間がたってしまったけど書いておきたかった私がいるんだろうな。

 

ちょっとほっとした。