コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

休日参観 と PTA

2010-06-07 21:49:41 | 親子コミュニケーション
息子らの小学校で、日曜参観とPTA総会でした。
思い返せば、昨年のPTA総会に参加したことで、いろいろと変化がありましたから。
日曜参観の日に総会があることで、どちらかというと「おかあさんの役」ってイメージのPTA活動にお父さんが興味を持ってくれれば。
私は、「せっかく日曜参加に合わせて開催されるのだから」ってことで昨年参加しましたしね。

でも…総会の部屋にお父さんは私一人でした。
参観にはいっぱいお父さんが居られたんですけどね。


PTA役員は9時に集合して、まずは総会会場の会議室のセッティング。
その間、ほかのお母さん方といろいろ子育てトーク。
こういう時間が結構好きです。

私自身が、スクールカウンセラーさんや、ニート対策の講習などで知りえたこと…それらの中には当たり前のようで知られていないこともいっぱいあります。
そういうことを「知ってて当然」としちゃうんじゃなくて、「ご存知かもしれませんが」っていう気持ちではなしをすると、結構「それを忘れてた!」って感じで気づきにつなげてくださるんですよね。

で、いろんな面でがんばってるお母さん方は、「もっとこうありたい」って願いを自分にも子どもにも向けて、そんじゃない「現状」を嘆いたり怒ったりしてしまいがちのようです。
だから、そういう理想は理想として、今の状態を「そっと認めてみる」って事が大事ですね。
いやぁ、私自身こういいつつも、普段はそういう余裕はなかったりしますけれど。
でも最初から「そんなん無理」って決めずに、できないなりにもフッと思い出せたら、自分を周りを「そっと認めて」みる、そして「やさしく抱っこ(自分自身も)」してみれば、きっと何かが変わってきます。


ある程度準備が整ったら、子どもらの教室で参観。
最初に4年生の部屋に行き、あとで2年生の部屋へ。
まぁ、参観に来てる親を気にしたり、すぐに周りの子らとおしゃべりしちゃうのは仕方ないですかね。
最近では「歩き回って授業にならない」って話も聞きますが、私が見た範囲ではちゃんと授業が成り立ってる感じでした。
ただ、ふっと思ったのは、先生の質問に手は上げるんですが「はいっ」って声があまり聞こえないんですね。
2年生のほうは結構声だしてましたが。
なんとなく私のイメージは、うるさいくらいに「はいっ」「はいっ」って競うように手を上げてた記憶があるんですが(で、いざ前に出て間違ってたりするご愛嬌も含めて思い出ですね)


その後、いよいよ総会です。
昨年のイメージや、伝え聞く「問題提議」などから、多少活発な意見交換が(まぁ平たく言えばもめるってことですが)あると予想していて、ほかの役員さんたちも緊張されてましたが、肩透かしを食らったようにスムーズに進行。
むしろいろんな意見を「聞かせてもらおう」と思ってた私としては、物足りないくらい。
私みたいなのが前に出て司会進行してたんで(議長は教務の先生でしたが)みなさん臆したのかも知れませんね。
(二人ともどちらかといえば怖そうな第一印象の風貌ですから)
だとしたら、それは総会としてはよくない。
無言の圧力で声を封じたのなら、申し訳ない話です。
まぁ、終わったものは終わったものとして、別の機会にサロン的な意見交換の場があってもいいかなって思ってます。
あんまり新しいことを始めるのは、学校側は好まないかもしれませんが。

終わってから事務連絡もかねて校長先生と少し話する時間があったんですが、ちょっと意識のすれ違いがある感じも。
PTAなんですから”T”である先生方がもうちょっと総会や行事に関心を持ってくれたらいいのにって思いがずっとあり、そのことをちょっとぶつけてみました。
まぁ、こちらが知らないだけで意識を持ってくださってる先生も居られるでしょう。
また、近年は先生も忙しいですから、役割分担の線引きをして、活動はできるだけ保護者サイドに投げたい気持ちもあるでしょう。
そういうことならそれでもOKなんですが、どう思ってるかの様子がつかめないってのが面白くありません。

「先生もPTAに協力」ではなくて、「先生も一緒に活動」が本来だと思うんですけどねぇ。
まぁ、私はイベント担当にもなってるんで、どこかで巻き込むイベントをしてみてもいいかもしれません。
新しいことをやるときの負担をどう考えるかですけどね。


などと、昨日のことを通じていろいろ思わされていますが、やっぱ「声を聞く」ってことがないと関係はできないですね。
誰かが間に入って声が聞こえないだとか、声を出しにくい雰囲気を作ってしまうとか…
話の中身以前に、コミュニケーションしてる実感がほしいかな。
そういう問題をいろいろ感じた一日でした。




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