先月の終わりごろから、仕事の関係で他所の会社のお手伝い(加工機械のオペレーター)として、週のうち4日間を大阪の堺で過ごしている。
普段は一人きりの事務所で気楽に仕事をしているのだが、ここでは数人の女性(と一人の管理職の男性)の空間で、空気や、耳に入ってくる会話などかなり趣が違う。少し前までの私だと、かなり気を使ったり、合わせようとしてかなり窮屈な気持ちになっていただろうと思う。しかし、最近の私はそのあたりを無理してない感じがする。そういう人間関係で疲れていく感じがあまりしないのだ。そこの人たちが結構気さくなのもあるだろうとは思う。でも、私自身の受け止め方にやわらかさがある気がする。
一般的に言う社会での関係…ある程度不特定な人たちとの関係、を考えるとき、営業やサービス業で培ってきた「滅私奉公」による円滑なコミュニケーションが大事だと言う考えを持っていた。自分を殺して相手に合わせること。それで相手が喜べば、自分の喜びにつながるのだから…という考え方。
もちろん、今でもそうすることが大事だとは思っている。自分を自由にするために、思いを前面に出す…これは相手に対しては諸刃の剣だと感じているから。しかし、無理に自分を不自由にすることなく、楽に相手と”合わさっていく”関係作りも出来るという感じがしている。
その時々で、いろんなところに力点がある自分だが、その幅を楽しんでいるのが今の自分だ。
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