コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

今日は秋季研修会の2回目。

2005-10-05 00:06:52 | ミニカウンセリング
まずは事前に私がカウンセラー役をした逐語録の発表・検討。

細かくレスをしすぎて流れを止めたのではとの不安もありましたが、レスがあることで聞いてもらっている感じがして次々話が出来たということをクライアントの方に言っていただきかなりホッとしました。先生からもいい感じだと言っていただき、ひと安心。ただ、これで天狗になるのが私なので、そこは用心用心。(ま、天狗になったときはそれはそれで私だということで…)

今回テープを起こすときに気になったことがひとつ。クライアントが笑うとき(照れ隠しだったりもする)に、つられて一緒に笑っているのですが、これはカウンセラーの態度としてはどうなんだろうと。先生のアドバイスは「特に自覚せずに付き合う(一緒に笑う)」「(照れ隠しなど)防衛の態度を感じたら、その防衛意識をも認めてあげる」「同調(一緒に笑う)しないで、流れを受け止める」と、その流れによりいろんな態度があるということでした。そして「そういうときどうすべきか」じゃなく「自分の感覚で対応する」と。そう、私は「そういうときどうすべきか」に捕らわれていたことがわかりました。つい昨日に、知人の掲示板でそのことを言っていたところなのに…(苦笑)自分のことは見えてませんね。

後半のペアによるミニカン実践は先生とペアを組みました。クライアント役の最初は今の話ではなく、ここ2週間の間に起こったことによる気持ちを切り出したのですが、「そのことを今、言いたい」という自分の気持ちに気付いたとき、言いたいことが深まり、遠い話を頭の中で引っ張り出すのではなく、腹底のほうからあふれ出てくる言葉に変わった気がします。別の場所での先生の態度に、頑なになっていた自分の心がすくわれたこと…それを話する”今”のよろこびの気持ちになったとき、先生にもその”うれしさ”を受け止めてもらい、逆にカウンセラー役になったときに、先生の感じる”うれしさ”が話の中から伝わり、それがまた私に響いて嬉しくなってくる…そのときはカウンセラーの態度は吹っ飛んでおり(先生曰く態度はカウンセラーであったといってもらいましたが)ただただ先生の話に共感して喜んで(涙ぐんでまで)いた私でした。ただ、以前はそういうときに「カウンセラーがこれではいかん」というこだわりにとらわれていた私ですが、今日は”そういう私”も受け入れて、その場になじんでいた気がします。

先生の言葉「飛び上がるような喜びではなく、ゆったりと、落ち着いて、じんわりとこみ上げてくる喜び」を感じていました。

研修会の後、別件で先生と話し合いの時間があったのですが、そこでも自然に自分の湧きあがる気持ち、態度を受け入れる私がいました。それがまたよろこびになっていきます。

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3 コメント

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こんばんは! (きょうこ)
2005-10-05 00:47:33
こんばんは!きょうこです。



高橋さん!!ブログを始められたんですね!!



ミニカンでの体験や、思いなど、書かれているのを読んで、「そうか~。へえ~。」と思いながら、楽しく拝見させて頂いています!



私は今回、ミニカンをお休みしているので、高橋さんのブログを読んで、また参加したい気持ちも起こってきています。



とりあえず、高橋さんのブログが出来た事を知り、「これはコメントせな!!」と思ったので、書きこみました!



それでは、失礼しました~。
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しまった!すいません!! (きょうこ)
2005-10-05 15:34:07
すいませんー!↑のコメントですが。

MANUさんと書かなければいけないところを…。

削除されて構いません;;申し訳ないですm(__)m
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re:しまった!すいません!! (MANU.)
2005-10-06 01:12:28
「きょうこ」さん、ようこそ。

読んでくれて嬉しいです。

で、レスをくれてまたまた嬉しいです。



以前に「きょうこ」さんがミニカン研修会に参加していろいろ感じたことを話してくれたことがありますよね。すごく自分に向き合って、一生懸命言葉にして話そうとしていたのを覚えてます。

そういうことも私の背中を押してくれましたし、今自分でカウンセリングに触れることで、そのときの「きょうこ」さんが自分と向き合っていたことの尊さと大事さが感じられる気がします。



MANU.=高橋っていうのは、もうオープンなものですからノープロブレム。

メアドにもtakahashiって入れてますしね。



今後、コミュニケーションの分野では、”高橋”としてなんらかの活動をしていきたいと言う思いも持ってますから。
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