つい最近、仕事上で「非常事態」が発生しました。まさに「不幸中の不幸」としかいえないような、大変低い確率で発生する事象・・・
仕事のことなので、はっきりとはいえませんが、銀行員人生を送る人のほとんどが経験しないような出来事です。
そんな渦中にいたのですが、正々堂々と自説を曲げずに応対ができたと思っています。調査役レベルの下っ端行員がそこまでやる必要はなかったのかもしれませんが、私以外の人間がやれば、事態はさらに最悪の状態になるのは必至ですから・・・
最大限のリカバーをしたつもりなのですが、そうは見てくれない方々がいるわけで・・・臨場感のある現場にはいないのに、結果だけ見て「どうしてこうなんだ!」という人々。業務の内容が分からないから、「最悪の事態」というものが想像できない。だから、好き勝手なことを言うわけで・・・
はっきり言って、「これ以上の結果を勝ち得ることは他の人にはできなかった」と私は思っています。
それにしても、今回の件でわかったことがあります。
1.リスクを想像できない人が多すぎる
2.リスクを回避する人が多すぎる
3.そして、自分は根っからのリスクテイカーである
リスクテイカーである限り、減点主義の社会ではえらくなることはできません・・・
まあ、結果は「無傷」とは言えないし、非常にタイトな状況であったが、一段落ついたのでほっとしている。