学位と大学

今日は早く帰ってきたので、機構のHPを覗いてみた。

そうしたら、「学位と大学」というのを見つけた。

これは、大学評価・学位授与機構の研究報告である。ページ数は324もある。読んでいて、面白い記事があった。

「学位」名称の規制というもので、p.285に書かれている。「学位を詐称した者は拘留又は科料に処することとされている（軽犯罪法第１条）」ということだ。軽犯罪法の条文についても取り上げてみたい。

＞軽犯罪法

＞第一条 　左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。

＞十五 　官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国に
＞おけるこれらに準ずるものを詐称し、又は資格がないのにかかわらず、法令により
＞定められた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこれらに似せて作つた物
＞を用いた者

学位を詐称してはならないのですね。海外の学位ならお金を出すだけで購入できるのですが、結局、それも軽犯罪法違反ということで・・・同じ、p.285に「ニセ学位（degree mill）対策」というのもあって、これも軽犯罪法違反とされている。


他にも、p.287には学位授与数が書かれている。

＞学位授与数（２００６年度）（学位授与状況調査より）
＞学士　　　　　　　 ５５９,４６５人
＞修士 　　　　　　　　７４,３６３人
＞博士　　　　　　　　 １７,８６０人
＞専門職学位 　　　　　６,７５８人

博士だけでも、年間、約１万８千人も誕生しているのだ。驚きである！やはり、世の中、学習している人は、しているんだな～

色々な意味で、面白い研究である。

ショスタコービッチ 交響曲第９番 第５楽章

今日は早く帰ってきたので、久しぶりに「ショスタコービッチ　交響曲第９番　第５楽章」を聴いてみる。

第３楽章も好きだが、やはり、第５楽章だろうな～♪