本を読むことは学習の第一ステップである。
資格試験などでは、いきなり問題集からスタートすることもあるが、自分の専門分野の開発や、学習のとっかかりの段階では、図書館等で関連書籍を「ドッサリ」借りてきて、読みあさることから始める。その中で、「もう一度読みたいな~」と思う本は買って手元に置いておく。
できれば10冊ぐらいをメドにしてほしい。1冊、2冊でも読まないよりましだが、見方が、1人・2人の著者の考え方に偏り、バイアスがかかってしまうかもしれないから。無論、共感できる著者がいれば、その方の本はすべて買うぐらいの気合があってもいい。
とはいえ、その分野の専門家になるのなら10冊じゃ少ない。手当たり次第、できれば100冊ぐらい読んで欲しいが、その分野のプロになるつもりで取り組まないときつい。目的意識もない状況で、とりあえず100冊っていうのは、「罰ゲーム」のようで身につかない。
5冊、10冊、読みゆく中で、興味が出てきて、もっと極めたいとの思いが生じれば、無理しなくても、読みたくなってくる。逆に、そのような感覚にならないと、適正がないかもしれない。「嫌い」という思いの中では、いくらあがいても、プロにはなれない。
あるいは、いきなり難易度の高い文献に手を出してしまったのかもしれない。入門書に立ち返る必要もあるだろう。著名な著書が、すべて、初心者にやさしいとはかぎらない。薄くて、読みやすそうな本から取り組むのもいいだろう。
まずは読む。そのことで、著者が持っている学問のエッセンスを吸収する。すなわち、著者が何年も、場合によったら何十年、あるいは一生かけて学んできたことを、わずかな時間で頂いてしまうのだ。これが、他の動物にない、人間だけの学問の伝播だと思っている。先生に直接教えていただければ、尚良いのだが、基礎が完成した段階からでも遅くはない。
興味のあることを、興味のままにしないためにも、手軽に本を読むことから始めたい。
資格試験などでは、いきなり問題集からスタートすることもあるが、自分の専門分野の開発や、学習のとっかかりの段階では、図書館等で関連書籍を「ドッサリ」借りてきて、読みあさることから始める。その中で、「もう一度読みたいな~」と思う本は買って手元に置いておく。
できれば10冊ぐらいをメドにしてほしい。1冊、2冊でも読まないよりましだが、見方が、1人・2人の著者の考え方に偏り、バイアスがかかってしまうかもしれないから。無論、共感できる著者がいれば、その方の本はすべて買うぐらいの気合があってもいい。
とはいえ、その分野の専門家になるのなら10冊じゃ少ない。手当たり次第、できれば100冊ぐらい読んで欲しいが、その分野のプロになるつもりで取り組まないときつい。目的意識もない状況で、とりあえず100冊っていうのは、「罰ゲーム」のようで身につかない。
5冊、10冊、読みゆく中で、興味が出てきて、もっと極めたいとの思いが生じれば、無理しなくても、読みたくなってくる。逆に、そのような感覚にならないと、適正がないかもしれない。「嫌い」という思いの中では、いくらあがいても、プロにはなれない。
あるいは、いきなり難易度の高い文献に手を出してしまったのかもしれない。入門書に立ち返る必要もあるだろう。著名な著書が、すべて、初心者にやさしいとはかぎらない。薄くて、読みやすそうな本から取り組むのもいいだろう。
まずは読む。そのことで、著者が持っている学問のエッセンスを吸収する。すなわち、著者が何年も、場合によったら何十年、あるいは一生かけて学んできたことを、わずかな時間で頂いてしまうのだ。これが、他の動物にない、人間だけの学問の伝播だと思っている。先生に直接教えていただければ、尚良いのだが、基礎が完成した段階からでも遅くはない。
興味のあることを、興味のままにしないためにも、手軽に本を読むことから始めたい。