勉強法ってものじゃないかもしれないが・・・
学習する上で大切なものに「目標」があるのだが、目標って、言い換えれば「夢」ってことになるのではないかと思っている。夢がなければ、人間、成長がない。ありたい姿、あこがれの自分というものがあるからこそ、それを目指して努力することとなる。
モチベーションのコアとなるのが、「夢」だと、私は思っている。だから、「夢」は大きく持ってほしい。
一度、振り返って欲しい。たとえば、サラリーマンの方々、入社試験や面接において、何度となく、自分の夢というか、何を目指しているかとか、将来、何をしたいかってことを聞かれなかっただろうか?
その際、「私には夢はないし、希望もないです。でも、指示された仕事は100%頑張ります!」なんて答えた人はいないだろう。自分の夢、希望、目標、ありたい姿、尊敬する人、憧れの仕事、入社したら何がしたいか・・・等々、積極的な、ありたい自分の姿を述べてきたはずである。
なのに・・・会社員を5年、10年、忙しくやっていると、仕事以外で、自分の夢に近づこうという努力をしなくなっている。無論、仕事一筋に頑張ることが、自己実現の方法であるというなら、その考え方を尊重しなければならない。滅私奉公する人生を否定するだけの自信は私にはない。
でも、仕事も中途半端というなら、今一度、原点に立ち戻ってみてはいかがだろうか?就職活動していたときの苦労、あるいは、就職が決まった時のよろこび。その際、「これから、頑張るぞー!」って思いはしなかっただろうか?
そのときの、心に抱いた燃え上がる炎が、今でも、燃え続けていますか?あるいは、消えそうなともし火になってませんか。該当するのであれば、当時の思いと、なぜ、燃え盛っていた炎の勢いが減退していったのか・・・それを振り返ることが、何か、自分の気づきにつながるかもしれません。