そろそろ、皆さんのところにも機構の試験の結果が届いているようですね。
合格した方、おめでとうございます!学位を取得するために投下した努力が実ってよかったですね。これからも、がんばっていってください。
不合格の方、残念でした・・・私も精一杯やって、これ以上ないレポートを書いたつもりでした。専門科目の単位も倍以上取得したつもりでした。でも、前回の試験は不合格でした。気持ちを切り替えて、今回の試験に臨み、合格することができました。ですので、これからも、がんばってみてください。継続は力なり。いつか、必ずや、合格の栄冠を勝ち取ることができるでしょう。
合格した方の中には、機構の試験をやさしく感じた方もいるかもしれません。しかし、それはたまたま幸運なだけなのかもしれないのです。ゆめゆめ、「機構の学位は楽勝だぜ!」なんていわないでください。合格率は高いが、言うほどやさしくない試験。なんせ、博士や修士が落ちている試験なのですから(笑)。
今までも「飛び級」(=院生)で受験して不合格になっている人も多発しています。たまたま、あなたの出題者が優しかっただけなのです。なんせ、落とそうとする出題者に当たってしまったら、自分のレポートからではなく、専門書の隅っこから出題されてしまうかもしれないのですよ。答案が書けますか?白地で提出したら即不合格。それほど、運に左右される試験なのです。自分の書ける論文試験でよかったと思ってくださいね。
でも、合格した方は、単位を取得し、レポートを書いて、試験に合格したわけです。3つのハードルをクリアし、栄冠を勝ち得たことは、胸を張って誇っていただけるものです。学校教育法上、機構の学士も、大学卒業の学士も、対等であり、なんら引け目を感じるものではありません。
機構の学士をパスポートにして、大学院に進学した先輩方もたくさんいらっしゃいます。中には、そのまま大学の先生になった方までおられます。
機構の学位を活用するのは、合格者であるあなた次第です。せっかく、一所懸命学習してきたのだから、更に、一歩踏み込んだ学習に望んでいただければ・・・と思っております。
皆さまの、益々のご発展を祈念しております。