8月31日に、既に募集を締め切っている放送大学大学院。
現在、武蔵野大学大学院のM1の私には受験資格もないため、まったく関係ないのだが、手元にあった「学生募集要項」を読んでいて気がついたことがあった。
本学に出願する際、基本となる学歴以外は、まったく考慮されないという事実である。p.19にある出願の際の提出書類だが、「ア.卒業証明書」「イ.成績証明書」が書かれているのであるが、注意書きとして「最終学歴が大学院修了(見込みを含む。)であっても、大学(学部)の証明書を提出してください」と記載されている。
加えて、「本学教養部の全科履修生を卒業した方及び卒業見込みの方については、ア及びイの提出の必要はありません。」と書かれており、他大学を卒業していても、その分の卒業証明書等は不必要なのである。
更に、p.20には注意事項③として、「出願資格が・・・複数該当する場合には、上位の番号の出願資格を選択し、当該出願資格に関する証明書類を提出してください」となっており、大学より下位に記載されている機構の「学位授与証明書」は不要となる。そして、先に述べたとおり、上位に記載されている大学院修了も、大学の学部卒業が優先されるため、出願書類には出てこないこととなる。
他大学院修了については、なんとか「研究計画書」の中で、出身大学or大学院における卒業研究or学位論文の題目と概要を記載するところがあるので、そこぐらいしかアピールすることができない仕組みとなっている。
そういえば、本学での面接試験で、話が進むうちに、2修士+1修了見込+11学士の経歴がバレて、先生が考え込んでいたのを思い出す。つまり、面接試験で、そこまで話が及ばなければ、先生方は単なる他大学の経済学部卒業生が、分をワキマエズ、教育関連のプログラムに出願したのか・・・と思われていたことだろう。
そもそも、過去の学びを精査せずに、最終学歴(いや、大学院は無視されるので最終学部歴と呼ぶべきか?)のみで合否を判断していいのだろうか?入学試験が一発勝負になることはないのだろうか?生涯学習の一番の担い手である放送大学の大学院が、複数の学歴があったとしても、本学指定の1つだけを提出書類とすることは、本当に妥当なものなのだろうか・・・
ただ、現状の制度からすれば、一次試験の結果と「研究計画書」及び二次試験における相性が最大の合否のポイントといえる。これから受験される方は、自己の学歴や学習歴に安穏とすることなく、真摯に「本学で学びたい」という意欲をアピールして、合格を勝ち取って欲しいと祈っている。
現在、武蔵野大学大学院のM1の私には受験資格もないため、まったく関係ないのだが、手元にあった「学生募集要項」を読んでいて気がついたことがあった。
本学に出願する際、基本となる学歴以外は、まったく考慮されないという事実である。p.19にある出願の際の提出書類だが、「ア.卒業証明書」「イ.成績証明書」が書かれているのであるが、注意書きとして「最終学歴が大学院修了(見込みを含む。)であっても、大学(学部)の証明書を提出してください」と記載されている。
加えて、「本学教養部の全科履修生を卒業した方及び卒業見込みの方については、ア及びイの提出の必要はありません。」と書かれており、他大学を卒業していても、その分の卒業証明書等は不必要なのである。
更に、p.20には注意事項③として、「出願資格が・・・複数該当する場合には、上位の番号の出願資格を選択し、当該出願資格に関する証明書類を提出してください」となっており、大学より下位に記載されている機構の「学位授与証明書」は不要となる。そして、先に述べたとおり、上位に記載されている大学院修了も、大学の学部卒業が優先されるため、出願書類には出てこないこととなる。
他大学院修了については、なんとか「研究計画書」の中で、出身大学or大学院における卒業研究or学位論文の題目と概要を記載するところがあるので、そこぐらいしかアピールすることができない仕組みとなっている。
そういえば、本学での面接試験で、話が進むうちに、2修士+1修了見込+11学士の経歴がバレて、先生が考え込んでいたのを思い出す。つまり、面接試験で、そこまで話が及ばなければ、先生方は単なる他大学の経済学部卒業生が、分をワキマエズ、教育関連のプログラムに出願したのか・・・と思われていたことだろう。
そもそも、過去の学びを精査せずに、最終学歴(いや、大学院は無視されるので最終学部歴と呼ぶべきか?)のみで合否を判断していいのだろうか?入学試験が一発勝負になることはないのだろうか?生涯学習の一番の担い手である放送大学の大学院が、複数の学歴があったとしても、本学指定の1つだけを提出書類とすることは、本当に妥当なものなのだろうか・・・
ただ、現状の制度からすれば、一次試験の結果と「研究計画書」及び二次試験における相性が最大の合否のポイントといえる。これから受験される方は、自己の学歴や学習歴に安穏とすることなく、真摯に「本学で学びたい」という意欲をアピールして、合格を勝ち取って欲しいと祈っている。