東日本大震災から5年。
当時の記憶は鮮明に残っております。しかし、もう5年なのですね。月日は我々の思いとは無関係に時を刻んでいきます。早くなる訳でも、遅くなる訳でもなく、常に正確に一定の流れで過ぎゆくのみです。
多くの方々が犠牲となり、その方々に関係する人が悲嘆な思いをされたことでしょう。犠牲となられた方に近ければ近いだけ、その思いは深くなると思います。そして、今でも愛する人を失ったことによる、「悲嘆のプロセス」から抜け出せない人もおられるでしょう。
被災者ではない私が、簡単な言葉で言ってはならないのかもしれませんが、やはり、愛する人のためにも、その「悲嘆のプロセス」から抜け出し、愛する人を悲しませず、笑ってもらえるような人生を送ってもらいたいと願っています。