先日からお召し列車に採用されたJR西日本のサロンカーなにわが話題になっていましたが、同時期(昭和58年)に登場した
欧風豪華列車サロンエクスプレス東京(以下S東京と称する)について紹介します。
S東京は昭和58年8月に14系客車を大宮工場で改造して完成しました。当初は改造工事の工程の関係で5両編成で登場しましたが
10月には2両が完成して7両編成となり両端にはパノラマラウンジの展望室が設けられています。
Sなにわがオープン座席なのに比べてS東京はコンパートメント主体の座席の違いがありますが双方ともグリーン料金設定で活躍していました。
S東京との出会いは、小生が関西地方のため主に東海道本線の山崎付近、近江長岡付近、山陰線の保津峡付近に出かけてS東京(鉄道フアンは東サロと呼んでいた)
を撮影した懐かしい思いでがあります。
S東京の牽引機は東海道本線では東京機関区のロイヤルエンジンEF58-61が使用されている事が多く、機関車の車体とS東京の車体が茶色系統で似合っており
絶好の被写体となっていました。
S東京は平成9年に欧風列車としての使命を終えて、大宮工場で和式(お座敷)列車に改造されて再登場しゆとりと称して6両編成になってその後も
活躍していましたが、残念ながら平成20年3月をもって運行を終了しました。
在りし日のS東京の勇姿をご覧下さい!
当初5両編成で登場したサロンエクスプレス東京 EF58-148(東)牽引 (東海道本線 山崎ー神足) S48.9.25
東海道本線の山崎付近を東上するロイヤルエンジンEF58−61(東)+サロンエクスプレス東京 7連(山崎ー神足)
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