函館本線でC62重連急行二セコ号の撮影を終えて小樽経由の普通列車で札幌まで行く。
せっかく札幌に来たので、札幌駅で途中下車して地下鉄でテレビ塔近くまで行き、ラーメン横町の店に入り札幌ラーメンを賞味する。
札幌ラーメンは内地のラーメンに比べて味が濃厚で「もやし」がてんこ盛りで美味しかった。
やはり札幌のような寒い雪国では、より濃厚で温かなラーメンを食べる事により身体が暖まると言う風に地域柄良く合っているようだ!
(後日、夏場に食べると冬に食べた時程感激しなかった?)
身体が暖まってところで札幌駅に戻り石北本線経由で夜行列車の網走行き大雪6号に乗車する。
この大雪6号の前段は、函館12:28発の普通列車123レ(7両編成のうち途中倶知安で2両増結)として札幌21:45に到着する。
札幌でこれに寝台車4両、郵便、荷物車各1両を増結して堂々12両(場合には11両)で編成された急行大雪6号 517レは札幌22:05に
発車して江別、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川、上川、白滝、丸瀬布、遠軽、生田原、留辺蘂、北見に停車し、北見からは普通列車1527レ
として運転され終点網走7:58着となる長距離列車です。
当時の長距離列車(狩勝4、3号、大雪6号、利尻2号)の車両編成は次のとおりで寝台車も連結した堂々たる長編成の夜行列車です。(43.10ダイヤ改正)
小生は自由席の客車に乗り込み、室内は暖房が良く効いておりリュク、三脚を網棚に乗せて寛ぐ。
暗い車窓を見ながら車内放送のアナウンスを効いていると自分自身が何か遠い所へ行くような感じがする。
座席の隣が空いているので身体を横にして海老のように丸まって仮眠する!ーーーやがて遠軽に早朝4:09に到着して機関車交換の後4:20
に発車するが遠軽駅は行き止まる駅のために進行方向が逆になって進み、下車駅生田原に4;40(4:48発)に到着するーーー冬のこの時間は真っ暗!
石北本線の主要機関区; 遠軽機関区にてD51群が待機 遠軽機関区にてターンテーブルの9600形式
生田原から常紋峠越に備えて大雪6号の後部に9600型SLが後補機として連結される。やがて本務機D51のなが~い汽笛が鳴るが補機はなかなか
鳴らない。再びD51のなが~い汽笛の後に、今度は後補機の9600が答えて甲高い汽笛が鳴ると、ガックーンと客車が牽引されて一路北見へ向けて
発車していった。急行の発車を見送った後、生田原駅の待合室に入り暖房用ストーブにかじりついて暖を取り普通列車の始発まで待つ事にする。
生田原駅を発車した大雪6号(後部に9600形式が後補機として連結されて常紋越えに挑む)
以下、次に続く!
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