写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年春の車旅・19日目(山鹿を散策)

2022年05月03日 | 車旅紀行

昨夜は「道の駅・水辺プラザかもと」でP泊。

駐車場は空いていたが、泊まっていたのはキャンピングカーが多かった。

朝から猿回しのイベントがあり、子供たちに交じり童心に返って見物。

そばを流れる川でカヌーに乗れるチケットの自動販売機が置かれていた。

時間つぶしには丁度良いと、妻と二人でカヌー遊びを楽しんだ!

川の深さは1mほどで、大人はライフジャケット無しで大丈夫だった。

岸辺の水草の上では小さな糸トンボが恋の季節を迎えていた。

よく見ると殆どのトンボがペアだった。

次に向かったのは山鹿市の芝居小屋「八千代座」

古くて趣のある建物だった。

5月13日から19日は坂東玉三郎の特別舞踊公演が予定されている。

升目状に仕切られた観客席が昔のまま残っていて、何とも言えない雰囲気を醸し出している。

舞台に立って観客席を眺めると、この様な景色が見える。

ここは舞台の下に設置されている回り舞台の仕掛けだ。

4人で回すそうだが、かなりの力仕事に思えた。

客席の後方隅には臨検席が設けられ、演目内容を厳しく監視していた痕跡が残っている。

世界では自由に表現できない国や地域がいまだにあるが・・・悲しい事だ!!

トイレには有田焼が使われ、往時の栄華を忍ばせる。

古くて歴史ある堂々とした木造温泉の「さくら湯」

朝の6時から朝湯が楽しめ、しかも安い。

庶民の温泉である。

近くには無料の足湯もある。

古い街並みが有り、昭和の設備や器具が残されていた。

八千代座の電気配線は碍子が使われていた。

街かどに置かれていたラジオ?

古い井戸とつるべに手押しポンプ

昔の面影が残る山鹿の街並みを楽しんだ後、今夜の塒に向けて移動。

 

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真