写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年春の車旅・24日目(天草を散策)

2022年05月08日 | 車旅紀行

今日は天草をぐるりと散策した。

先日キャンピングカー仲間から天草の窯巡りの話を聞き、私達も巡ってみたいと思っていた。

今日はその窯元巡りからスタートした。

この窯元では稲藁の灰を使った海鼠釉が特徴で、何とも言えない色合いは妻好みだ!!

でも、値段を見ると…(´;ω;`)ウゥゥ

釉薬をかける前の器がずらりと

ここでは土作りの大変さが分かる工程を見せて貰った。

選び抜いた土を布で包みぶら下げて水抜きをしていた。

見る事が少なくなった登り窯が残っていた。

次の窯元では全く違う雰囲気だった。

当然作品も違う。

これはサボテンや盆栽用に使う植木鉢である。

欲しいと思ったが小さなものでも1~2万円と・・・!!

日常的に使うコーヒーカップも気になった。

次は友人がブログで面白かったと投稿していた、宮地岳かかしの里に行った。

ここは廃校跡をリニューアルした施設である。

案山子祭りは既に終わっていたが、我々を歓迎してくれた。

教室では、活き活きとした案山子が待ち受けていた。

表情は素朴でほのぼのとした暖かさが伝わってくる!

音楽教室ではオルガンに合わせて口を大きく開けて歌っていた。

参観日のようで、後ろには父兄もいる。

廊下の拭き掃除は、今にも動きそうだった。

お昼時だったので学校給食を頂いた。

と言いつつ妻は天ぷらそばを、私は大根飯のセットを頂いた。

田舎蕎麦が香りも味も良く、期待以上だった。

朝ドラのおしんが食べていた、大根がたっぷり入った不味い大根飯を想像していたが、切り干し大根が入った美味しい炊き込みご飯だった。

次は世界文化遺産の三角西港に行った。

ここは訪れた事が無いと思っていたが、以前来た事が有る場所だった。

この石畳が敷き詰められた港湾は建設当時のまま残されている。

明治時代のレトロな雰囲気がそっくり残っている洋館。

干潟の写真を撮りに何度か訪れた御輿来(おこしき)海岸に立ち寄った。

今日は小潮で少しの干潟だったが、潮干狩りをしている人がいた。

親子連れで掘り当てるたびに子供の歓声が上がる。

お婆さんは獲物を重そうに運んでいた。

採れたのは小さいが大量の蛤だった。

ここでは入場料が掛かるが、楽しんだ上にこれだけ採れれば安い!!

次はSNS受けする映像で人気が出た海中道路に立ち寄ったが、潮が引いていて海中道路にはなっていない。

それに昼間だったので電信柱のライトも点灯していない。

潮が満ち電信柱のライトが暗い海に映り込む景色は画になる。

真逆のタイミングでは記念撮影しか出来なかった。

防波堤の上、手を繋いで歩く若い二人連れは潮のタイミングなんてどうでもよい様だ!

特段の名所旧跡ではないが、今日も楽しませてもらった。

 

 

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真