写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年春の車旅・38日目(那智の滝・丸山千枚田・車のトラブル)

2022年05月22日 | 車旅紀行

今日は以前南紀に来た時、行きそびれていた那智の滝と丸山千枚田を回った。

先ずは那智の滝へ。

駐車場に車を入れたら係の人から、最初に熊野那智大社にお参りし、次に西国三十三所の一番札所にお参りしてから那智の滝を回るよう案内された。

熊野那智大社は463段の石段を登った先にある。

大社入り口の案内板に従って角を曲がるといきなりこの石段が迎えてくれた。

何とか鳥居迄たどり着いたがその先にも石段が、嗚呼!!

お参りする前に手水屋で身を清めるがコロナ対策で柄杓は無く、竹筒から水が流れ出るようになっている。

これなら安心して清める事が出来る。

本殿前、日曜日にも拘わらず閑散としている。

この様な出で立ちで写真を撮る人もいた。

衣装はレンタルされたそうです。

(了解を得て撮らせてもらいました。)

次にお参りしたのは西国33番所の一番札所である「那智山 青岸渡寺」にお参りした。

此処からも遠目に那智の滝が望め、期待が膨らむ。

登ってきた石段を下り那智の滝に向かった。

滝を間近に見るには150段ほど石段を下る必要が有る。

漸く下り終えると日本一の落差がある雄大な那智の滝が現れた。

飛び散る飛沫にも何か神々しさを感じる。

下ってきた石段を登るのが最後の仕事である。

次に向かったのは丸山千枚田である。

すれ違いが出来ないような狭い道を暫く走る。

いきなり棚田が現れた。

能登の千枚田よりも多いのでは!?

日が傾き太陽が沈むころにはカメラマンが並ぶ。

夕焼けを期待したが焼けることなく太陽は沈んだ。

何事も無く一日が終わったように見えるが、実はトラブルが有った。

丸山千枚田に向かってた時、バン!!と大きな音がしたとたんにエンジン音の響きが変わり大きくなった。

慌てて停車するがエンジン音は大きいまま続いた。

マフラーが壊れたのではとチェックしたが異常は無い様だった。

来た道を引き返し地元のトヨタディーラーに向かったが、アクセルを踏んでもトルクが上がらない。

平らなところだとゆっくりとスピードは上がるが、本来の走りではない。

エンジン関係のトラブルではと、覚悟してトヨタに持ち込んだ。

到着し車を引き渡してから20分程すると、整備士から車に来るよう促された。

助手席の座席が持ち上げられていてエンジンルームが見える状態だった。

原因はこれでしたと、吸気ホースを指差した。

ホースが外れ加圧した空気がエンジンに供給されないので、トルクが上がらなくなっていたそうだ。

ホースを差し込みバンドで止めたので、もう大丈夫です!!

そして、修理ではありませんので料金は要りませんと神対応!

感謝するばかりでした。

妻がひと言「旅先でのトラブルはこれで6度目だね!」

でも、今回のトラブルが一番軽微だった。

そんな事から丸山千枚田に再度向かったのでした。

色々と充実した!?一日でした。

 


.風景写真

四季の風景写真