★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

** 乳癌 ** (その4・温存療法手術 )

2005年12月14日 | 乳がん

現代の医学では早く発見して早く治療すれば、
「癌」は治る病気になってきているのではないかと私は思います。

8年前にはじめて乳癌の告知をうけたときは、
私自身も長くは生きれないだろうという覚悟でした。
8年前の日記を読み返しながら、
これまで3回にわたってブログに書き綴りました。 

1.乳癌の告知(12/10)・・・乳腺外科クリニックでエコーとマンモグラフィ検査>
2.穿刺細胞検査(12/11)・・・H病院でエコー、穿刺細胞検査、マンモグラフィ>
3.手術の段取り(12/13)・・H病院で温存療法を勧められる >

今日は昨日(13日)の続きです

☆★1997年の日記から★☆

【1997年5月12日・月】
H病院を受診して、
14日の手術のための検査をした⇒(血液検査、心電図、尿検査)

最近喘息がひどいので、そのことを医師に伝える。
呼吸器内科に紹介状を書いてもらって、2Fの内科へ。
11時に受付をして、済んだのは14時だった。 
疲れた・・・。

【1997年5月14日・水】
今日はいよいよ手術。 
大雨だった。(私は雨女・・・)

この前から打ち合わせをしてきたように、
癌の部分をとる温存療法の手術をした。
温存療法は、入院もせずに日帰りというのが気が楽だった。

10時に受付して10時30分から手術。
手術は10時35分から始まり、11時30分に終わった。
約1時間・・・。

手術前は、すごくドキドキしていたけど、
局所麻酔で痛みを感じることもないまま、
先生や看護師さんとおしゃべりしているうちに、
無事終了した。 
喘息もでなかった。

手術が終わって、
切除された部分を先生が私に見せてくださったが、
手術直後でわたしはまだ手術台に横になっていたので、
よく見えなかった。 
でも、ピンク色をしたような気がする。

心のなかで、「これが憎き癌なのだ!」とつぶやいた。

後から聞いたのだけど、家族にもていねいに説明があったみたい。
よい先生に出会えてよかったと思う。

手術がすんでまもなく
「降りて(手術台から)帰られていいですよ」
看護師さんが言われたので、私は驚いた。 

「もう歩いていいのですか?」と。

1Fで会計をすませ、
お薬(痛み止めと化膿止め)をもらって帰宅した。

思っていたより簡単な手術だった。 
これが温存療法手術なのか・・・・・。

「癌」という恐ろしい物体が、
いとも簡単に私の身体から取り除かれたので不思議・・・。

今日切除された検体を顕微鏡で詳しく調べて、
次のことを考えることになっている。

まず第1段階がすんだ。 

次は22日に抜糸の予定。


【1997年5月15日・木】
手術翌日。
朝起きると、かなり傷がよくなっていることがわかった。

昨日は右手を動かすのが難しかったけど、
今日は違和感がない。
そして昨日のズキンズキンとうずく感じがない。

結局、病院で出された痛み止めのお薬は、
一錠ものまずにすんだ。

でも今日は、身体がだるくて、
眠くて、
電話にも出ないで一日寝ていた。


☆★ー☆★ー☆★ー☆★ー☆★ー☆★ー☆★


乳房温存療法手術
は、
入院の必要もないし、
とても楽に手術を受けることが出来ました。


不幸にして乳癌になった方も、
早く発見したらこの方法で、
乳房を残すことが出来ます。

何度も書きましたが、
   とにかく症状が出る前に定期的に検査をしましょうね!

  

 

Comments (4)
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