マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

接点に弱い

2015年06月18日 | 喜働
はるか大昔から『近頃の若い奴は…』っていうフレーズはあるそうな。
過日、JR乗車券販売機の列で少し前に並んでいた年配の女性が「遅いわねぇ」「サッと買えばいいのに」ブツブツひとり言。そのくせ自分が購入する番になって初めて購入金額を確認し財布から小銭を数え出す。足りないのか次は札入れを。自分が一番遅い。
今は若い連中より中年以上の方が問題が多いと感じない?マナーやルールを守らない、と。
『近頃の中高年は…』と言うべきかも。
学生時代、筒井康隆の近未来小説に描かれていた非行中高年。その当時の若い連中が中高年になって変わらず非行をやっている話。フーテンとかカミナリ族(当時の用語)で迷惑ばかり掛けている。
読んだときは筒井さんらしいブラックユーモアかと考えていたけど、今となっては当たってたんじゃないかと感じるよね。
若い人の方が、よほど礼儀正しい。券売機で自分の買う切符が分からなければ、直ぐに順番を後ろの人に譲る。そういう心遣いがあるよ。
と書いたけど。
実は、若い連中は人との関わりが嫌い?他人との接触を極度に嫌うと言うか接点に弱いような。そんな感じがします。
 
先ほどの筒井さん小説の結末は忘れたけれど。
本当に今の日本が非行中高年ばかりになれば。ひょっとすると『こんな奴らに任せられるか!』ってんで、若い連中が頑張る世の中になる。
そんな訳ないか