マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

ちょっといい話

2016年01月10日 | 喜働
家人と講演会に行きました。
講話の中で「身近で起こった ちょっといい話」として。
次のような出来事が紹介されました。
TV局で勤務する優秀な社員は、若い頃はやんちゃだったそうな。
高校時代に事業家の父親から書斎に呼びつけられました。
何の件で叱られるのかと思っていたら。
「ここに母さんも知らないヘソクリがあるから」
引き出しには30万円ほどの現金が。
『なるほど、これは、いつでも使っていいんだな』
そう理解して、お金に困ったらせっせと抜いていたそうです。
それは大学時代に帰省しても続いていました。
父親はお金に困って犯罪を起こすよりマシだと考えたのでしょう。
それに、幾ら使っているかも把握できますからね。
最近、彼はこのことを思い出して実家にもどりました。
今では年金暮らしになった父親の引き出しには。
5万円が入っていたそうです。
『なるほど、これが今のオヤジの出来る範囲なんだ』
そう気付いて、5万円を抜いて帰ったそうです。
 
ウケました。会場には笑いが広がっていました。

実話なので講師が勝手に内容を変えるわけにはいきませんが・・・
『ちょっといい話』だったら。
最後の場面は数十万円を引き出しに入れて帰ると良いなぁ。