昨夜、ナイトセミナーを開催しました。
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ところは、若松区。 この4月20日に、若松で新しい倫理法人会が設立するので、新らしく会員さんになられた方や、なる予定の方々に参加して頂きました。
この日の講話は、筑紫倫理法人会の嘉悦涼子 副会長です。
良い話でした。 しかも、あろうことか こんなに美人です。
嘉悦さんは、約20年前に中国から留学生として来日して、苦学の末に九州大学大学院を卒業され、就職・結婚・出産を経て第一生命保険㈱に入社しました。
そこでも様々な苦労をするのですが、持ち前の明るさと倫理法人会との出会い・入会。 それから多くの人との縁により、優秀な営業成績を続けています。
留学する前に中国で働いて、お金を貯めました。 当時の平均的な年収以上の金額です。 その全財産を持って意気揚々と来日したのですが、これが僅か数日で底をついてしまいそうになったのです。
その金額は6万円。 寮費に2万円。 夕食を食べると650円。 布団や生活用品を買えば、少ししか残っていない。 まだ日本語も殆ど話せず、一体どうすれば…
20年前の話です。 今の中国と日本の貨幣価値とは異なりますが、日本に留学するのは本当にたいへんな時代だったのでしょう。
さて。 窮地に陥った嘉悦さんの取った行動は。 それは、通学途上の八百屋さんで働くことでした。 八百屋の大将に向かって、唯一覚えた日本語で、「バイト、バイト」 とジェスチャーを交えて頼みました。 大将からの返答は意味が判らないので、そのまま接客を開始。
数時間後、大将から3千円をもらいます。 そのとき色々言われましたが、きつい博多弁で、言葉が全然 判りません。 唯一聞きとれたのは 「あした、もう よか」 という言葉でした。 意味は不明。
帰宅してから、知っている日本語で考えました。 『あした = 明日、よか = 良い』
そうか、「明日も良い」 と言っているのだ。 良かった!
もちろん、翌日も行きます。 3千円もらって、大将が色々と言っています。 最後に 「あした、もう よか」 安心して帰宅して、その翌日も 当然に行きます。
はい。 解説するまでも無いですね。 博多弁で 「あした、(あんたは)もう (来んで)よか」 こう大将は言っていたのですね。 にも関わらず、言われた中国人は 毎日 必ず働きに来るのですね。
そうして数カ月。 あるときから、大将は 「あした、もう よか」 とは言わなくなったそうです。 そのとき、嘉悦さんは 解雇されたのかと思って、とっても心配になったのでした。 いやぁ、誤解って すごいですよねぇ。
まだまだ続く苦学。 三カ所を掛け持ちでバイト、etc.
そして人生の転機となる、倫理との出会いと実践。 50分がアッという間にすぎる 嘉悦さんの講話でした。 素晴らしかったですよ。
若松に倫理法人会を設立すれば、毎週 こんな講話、事業体験談、倫理体験を聴くことが出来るようになります。 多くの人に参加して頂ければ、と考えています。
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