マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

マンション被災 ③

2011年08月25日 | 喜働

火事の翌日。

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最優先の連絡先は損害保険会社。 状況を説明し、当面に必要な書類等を確認しました。 

続いて、補修見積りの依頼です。 今回の補修は、2年前に マンションの大規模補修を施工してもらった会社を指名しました。 その理由は次の通りです。

今回は、5階部分までタイルが剥げ落ちています。 補修は、当然に上の階まで及びます。 フッ素塗料を使用した壁面も塗装し直します。 バルコニーの防水加工も同様です。

これらの個所は すべて大規模補修契約の 『十年間保証』 対象となっています。 従って、今回の補修を他業者に行わせたら将来において不具合が発生した場合に責任の所在が曖昧になるからです。  気ぜわしい最中でしたが、理事さんに説明して了承を得て 当該会社に連絡したのでした。 いずれにしても、今回の補修額は 全額を保険で補填出来ると考えていました。

次に、損保会社の見解を被災した居室の方々に伝えました。 「原則、共用部分は保険の適用となります。 但し、共用部分にある個人所有物については対象外です。 具体的には、エアコンの室外機が相当します」  それでは、室外機などには どんな保証が?  それは、個人で付保している損害保険を適用することになります。

幸いなことに、被害を受けた居室は すべて個人で保険に入っていました。 消防署の担当者と話して、被害居室に 消防署宛の 『被災届出書』 を配布しました。 この届出をしておけば、いつでも 『被災証明書』 を収得することができること、それは必要に応じて 損保会社に提出すること、などを言い添えて。 余談ですが、集めた届出書は、まとめて 消防署に提出しました。 う~ん、俺って 結構マメな性格? 

それから? さて、何をすべぇ? なにしろ、火事の被災なんていう経験は初ですから、判断基準がありません。 こういうときは、どうすべぃか?  そうでんな。 冷静な第三者に相談して意見を求める、これで独断を防ぐのが私流です。 誰かに相談しよう!

もっとも。あちこちから電話が掛かってくるので、相談先には事欠かなかったのですが。

なかなか激動の日でした。

皆さん。  火の取り扱いには気をつけましょう。

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