マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

携帯電話

2006年12月05日 | PTA

携帯電話の利用者は、世界中で20億人を突破したそうです。

国際電気通信連合(ITU)の 「06年版 インターネット報告書」 から。

携帯電話利用者が10億人を超えるまでには約21年かかりました。 ところが、そこから20億人に達するまでは、わずか3年間しかかからなかったそうです。

21年と3年。 ものすごい勢いですね。

PTAの研修などで。 最近は、中・高校生の携帯電話所持は当たり前のこととして議論が進んでいるように感じます。 多くの学校は携帯電話の持ち込みは禁止しています。 「持っていれば当然に持ち込む」 というのが今の学校の実態です

この辺では、学校規則および運用の厳しさによって一定の秩序は保たれていると感じています。 しかし、課題は子どもよりも保護者にあります。

安易に所持を認める保護者。 総論では規則に賛成だけど、我が子にだけは特例を認めてもらうよう、様々な理由を付けてくる保護者。

多くの保護者が、ネット犯罪には怖いものを感じています。 しかし、便利さが怖さを上回っているのです。 近未来には、携帯電話が無かった時代が存在したなんて信じられない、という人が増えるでしょう。 いや。 もう既にそうなっているのかも。

携帯電話の普及率は、人口100人当たりの契約者数であらわします。 日本の普及率は? 実は、あまり高くありません。 日本の普及率『74』は、世界で55位なのです。 世界1位はルクセンブルクの『155』です。

それなら、日本の携帯電話普及率は、まだまだ上がりそうですね。 それは、利用者の更なる低年齢化に繋がります。

もはや、子どもの携帯電話所持は避けて通れません。 使い方の教育が必須です。 多くは家庭教育の範疇だと思います。 学校に出来ることは限られるからです。 そして、家庭教育をサポートするためには、PTAの取り組みも大切になります。

法令による、より強い規制も必要だと感じます。 もっとも、これは大人にも適用しないといけないようですが。

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