法人レクチャラー解任

私と とっても読書の趣味が合う（と言うよりも私が 影響を受けた）、母方の従兄が居ます。　

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互いに、どんな本を貸しているかも きちんと覚えています。　えっ？　そんなの当たり前？　だけど、四十数年前の貸し借りも含まれているんでっせ

さて、例によって、タイトルと無関係な話から始めています。

本題に。

平成２０年９月、倫理法人会の 『法人レクチャラー』 に選任されてから ３年の間 務めさせて頂きました。　本年度も選任して頂き、辞令も到着していましたが、受け取る前に解任されました。

理由は、私が 倫理法人会の役員では無くなったからです。　この９月より、『北九州市洞海倫理法人会』 から 『豊前市倫理法人会』 に転籍しました。　豊前市倫理法人会では 役員に選任されませんでした。　そのため、法人レクチャラーの資格要件を満たさなくなってしまったのです。

残念ですが、決めごとですから 仕方ありません。

今年の７月に 高知市東倫理法人会で話をさせて頂いたのが、法人レクチャラーとしての最後の務めとなりました。　その際には、事前に 「MSを終えたら、一緒に普及しましょうね」 と連絡していました。　そして 大野会長様と二人で普及に伺い、１社 入会していただくことが 出来たのです。

入会の理由は、私が格好良いから！　では ありません。　もちろん！　というか、言うまでもなく、ね。

本当の理由は、私の名刺が 北九州市だったからです。　

「こんな遠くから来てくれたんね！？」　「はい、あなたに倫理の良さを知ってもらうためだけにきましたよ」

「これだな」　　法人レクチャラーとして、公費（交通費は実費清算されます）を使って 遠隔地に行く目的は 「これだな」 と実感しました。　ナイトセミナー、モーニングセミナーで 話をすることも そうですが、全ては普及のためなのですからね。

そう理解した矢先の解任です。　ちょっとショックはありましたが、前述の如く、決めごとには従うしかありません。

それで、従兄は どうなった？　

そうでした。　　法人レクチャラー解任の電話を頂いた、まさしく直後のことでした。　久方ぶりに 従兄から連絡が。

「読んだ本、やるぞ」

「ありがとう！」

で、たくさん持ってきた中に、松本清張の 『日本史発掘』 全１３巻が 入っていたのでした。

解任直後の電話というタイミングの良さ。　分量的には、年に３回くらいの法人レクチャラー出張に要する時間で読めそうな 全１３巻。　加えて、あちこちの土地での出来事を調べ抜いた、松本清張の力作。

『こりゃぁ、人生の この時期に読め、という 天からのお告げバイ』

単にして純な 私は、すっかり そう信じてしまっています。

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