クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

浅草「銀座ブラジル」~東京レトロ喫茶巡り・21

2019-10-15 | まち歩き

「東京きっての料亭街・むこうじま(東京都墨田区向島)

には、ハイレベルな カフェ文化を提供するお店が あったけど、

 隅田川を はさんで、向かいの

あさくさ(東京都台東区浅草)にも、

下町の、プライドをかけた・グルメが、めじろおしです

 

ってことで

クリンたち🐻、

 あさくさ(浅草)の、「新仲見世通り」に 

やってきました

 

うちの家ぞくは 浅草好きで、

そこそこの、「浅草ツウ」

 その クリン家が、今回、おすすめするレトロきっさ(喫茶)は、

 その名も、「銀座ブラジル」です

(浅草だけど、銀座で、ブラジル、・・・って何)とか、

細かいことは

スルーしちゃってください

 この店には、「銀座発祥」ながら、浅草洋食界でもまれて

みがかれた、シェフによる、

美味しい・メニューが あるのです

 へき(壁)面を かざる・ハリウッドスターのモノクロ写真が、

とっても

浅草ふぜい(風情)・・

 マリリン=モンローとか、ゲイリー=クーパーとか、

そこらへんの人々が、板の間を かざるのを 見ると、

 こいき(小粋)な線を目指している、きっさ(喫茶)店

なんだな

ってことが わかります

 そんな、こじゃれた(洒落た)・店内のキッチンで

作られる、かんばん(看板)メニューは、

2つ

「元祖・フライチキンバスケット」と、

「元祖ロースカツサンド」です‼️

 

サンドイッチも すごく・美味しいのですが・・

 今回は、

クリン・イチオシの、「元祖フライチキンバスケット」と、

 かき氷・イチゴシロップで、キメさせて いただきます

 実は・・、うちのチットは 高1のころから毎年、お友だちと

「隅田川花火大会を 見に来ていたので、

この店にも、たぶん2回くらい入っています。

 女子には 多すぎるすごい・量のチキンを

平らげて

 なおかつ・かき氷で 涼み

べちゃくちゃ

おしゃべりする・・

 そうこう・しているうち、花火大会が はじまって🎆

30分くらい・けいか(経過)してしまっている・・

 でも、べつに、かまわない花火なんて、毎年見てるから🎵

 

・・・そういう、

忘れがたい きおく(記憶)とともにある、食べもの なのでした

 当時は、「銀座ブラジル」の

1かい(階下)は「シカゴ靴店だったけど、

今は、ちがうお店に変わり・・

ちょっと、変化が、さびしかったりするようです。

 

でも

 ←これ、一人前を、2人で分けて、

バター・どたっぷりのトーストに、

レモンをしぼった🍋

あげたて・サクサクの

やわらかチキン(胸肉)

を はさみ

「自家製玉ねぎとにんじんのピクルス」を のっければ・・🥕

 いつだって、少女のころの 花火大会の夜にもどれる

そんな、

ステキな フライチキンバスケット なのでした

 

おしまい

 

 

ってか、さすがは、浅草です やっぱり、食べものが 美味しいんだよなあ~・・🐻

 

<次回も、レトロながら、生き生き・営業を続ける、日暮里の老舗カフェ「ニュー・トーキョー」にまいります。

 

 

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向島カド~東京レトロ喫茶巡り・20

2019-10-14 | まち歩き

「古城」という名の上野の カフェ

あとにした クリンたちは🐻、

 すみだ(隅田)川を はさんで 反対がわにある、

むこうじま(東京都墨田区向島)に やってきました

 ここ、向島は、スカイツリーの おひざもと(膝元)ですが、

そうなる前は、

「東京屈指の花街」として

きょうめい(嬌名)を はせた・まち(街)です

 

(※今も13軒の料亭が、芸者さんとともに 稼働中

 ・・・そんな、「向島見番通り」の

ならびに、

いきすじ(粋筋)の お客さんが集ったという、カフェが あります

 「カド」っていう

お店です。(たぶん、角にあるから?)

 ・・見た目は、なんだか、もうすぐ・こわれそうですが、

あなどるなかれ

 店内は、いきなりすごい

 ど派手に、バロックルネサンスロココ風味

 明らかに、本格志向の欧風サロン

なのです

「室温計」には、「摂氏」とか「華氏」

って 書いてあって、

「黒蜥蜴」みたいな・こっとうかん(骨董感)が あるけれど、、

 テーブルも、カウンターも、天井も、

ピカピカに みがきたてられて、古さなし

 2代目のマスターに お話をうかがったところ・・

このお店の内装を 担当したのは、

作家・しがなおや(志賀直哉)の弟で、けんちく(建築)家の、しがなおぞう(志賀直三)

という人であり、

 直三が、若いころに りゅう(留)学した、ロンドンの

パブを この向島に再現しちゃえ

みたいな かんじで、

思い切って

こってり・ヨーロッパ風に かざったらしい

 「カフェ」といっても、売り物は「生ジュース」

で、

リンゴ・レモン・アロエ・(たぶんセロリ)etc・・を ミキシングした

その名も、「活性・生ジュース」

 

用途は もちろん

 朝がえりの「酔客」に のませ、酔いざましと、

かんぞう(肝臓)を 活性化させる

という、

花街の、「特製ジュース」なのでした

「ラーメン1杯・30円」の時代に、一杯100円でも次々売れたという

「活性生ジュース」は、

向島の 往時のはんえい(繁栄)を 物語っていますが・・・

今は、

街を おとずれるお金持ち自体が ぐっとへり・・

 昼間はそれこそ、クリンたち・みたいな、「レトロ喫茶めぐり」とか やっている人

が、

ものめずらしげに キョロキョロしに来る、

もったいない・お店に なってしまったようです。。

 

<以下、マスターのお話>

60年代からバブルまでは、ここ・向島も、料亭に 入りきらないほどお客さんが 来て、

にぎわっていたんですよ

うちの店は、お座敷が空くのを待つお客さんの待機所でしてね。

 でも・・ 携帯電話が 普及してからは、

この店に 料亭から電話がかかってくることは なくなってしまった。。

まあ、

次の関東大震災には、確実に滅んでいくような店だから、、

でも、親父が始めた店なんでね、

自分が 

続けようと思って。

オルセー美術館みたいでしょ?ここ。」

 

(以上、存在が興味深い、マスターのお話でした

 ・・クリンたち🐻、きっさ(喫茶)店って、自宅では

決して 味わえない、

「浮世離れ」した空間を 求めていくところだ

って

思っています

 この店には、どこよりも、それが あるのに・・

スタバとかよりも お客さんが いないなんて、

おかしい・・

 くるみパンだって、お店と同じように、こだわって

作っていて、すごく 美味しいのに・・

 去年行った、京都の、アート系レトロカフェ「ソワレ」

が、

バカみたいに混んでいたことを 思い出すにつけ・・・

(こういう偏りって、なんか、おかしいんじゃないかな・・

と、

モヤモヤいたしました・・

 

また、行こう🐻

 
 

 

<次回は、お隣・浅草の老舗カフェ「銀座ブラジル」へ まいります

 

※2023年、追記いたします!!このたびこちらのカドは当地では閉店💦 お店のマスターは茨城県にて新しいカド?をお始めになるそうです

 

 

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上野「古城」~東京レトロ喫茶巡り・19

2019-10-13 | まち歩き

 「伯爵」という名の、いけぶくろ(東京都豊島区池袋)

の レトロカフェの そうごん(荘厳)さに かんめい(感銘)をうけた

クリンは🐻、

 同じく、高貴な店名と内装をもつという

レトロカフェを 求めて、

うえの(東京都台東区上野)に やってきました

 そもそも、上野は、「日本初の喫茶店・可否茶館」があった、

レトロカフェの 聖地・・

 街中に、「王城」という名の きっさ(喫茶)店が あったりして、

そこからして 他所と一線を かくしています

 ですが、おうじょう(王城)は、レトロながらも、

メニューが だいぶ・洗練されているので、

しゅし(趣旨)に 合わず、

今回は 取材を 見送りました

 クリンたちは、「レトロ喫茶巡り」にふさわしい、

駅・反対がわ(側)の、こじょう(「古城」)に 足を 向けました

 あの店です(※ビル一角の、地下宮殿です

 昔好きだった、「特命係長只野仁」(っていう深夜ドラマ)の ロケ地にもなった、

「創業1963年」のしにせ、

こじょう(古城)・・

 その、見どころは、ロシアの「エルミタージュ宮殿を模した」という

 ごうか(豪華)な、ステンドグラスに あります

そして ステンドグラスだけじゃない

これが、

見ごたえのある、ゴージャスな 店内

 大理石の柱、目かくし代わりに そそり立つ石・・

かなり、でんき(電気)代が かかっていそうな・シャンデリア

 そして、もちろん 大画面に

てんかい(展開)される、

ステンドグラス

(その手前に、電子ピアノ・・

 ←ビロードのイスにかかった、レースの 古ぼけ具合も

なんとも レトロ・・

 

どこもかしこも 古いけど・・ちゃんと お金が かかっていて、

 床にはめこまれた・石のモザイクには、

「KOJYO」の店名も 入っており、

オリジナリティが 追求されています

 そして・・、昭和きっさ(喫茶)らしく、

マンガと しんぶん(日本経済新聞)の 無料サービスも あり

 マンガのチョイスは、「じゃりン子チエ」という、てきかく(適格)さ

 近所の、けんせつ(建設)会社の社員さんっぽいおじさんたち

が、ランチ休けい(憩)に 来ていましたが、

まさに、

そんな・使い方が ピッタリのお店・・

 しかして、そのランチは

 付け合わせの千切りキャベツが、どこか

なつかしい、ナポリタン

 ミックスサンドが

お店の、イチオシメニューです

 

イチオシのわりに、サンドイッチは、

 ハムサンドの、パンのはじっこが パサついていたりして・・

 これ・・、まさに「滅びの美学」といった・味わい

だ🐻

と、クリンたちは かんしん(感心)したのでした

(クロスに刺さったスプーンとフォークが、気分を高めてくれたので、ゆるします

 

こんなお店が 

まだ 生きているなんて・・

 さすがは上野だ、と 思いました。

 

 

 

<次回は、上野の近く、向島「カド」にまいります。今回のレトロ喫茶の中で、もっともゴージャスで、衝撃を受けたお店です!! おたのしみに

 

 

 

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池袋「伯爵」~東京レトロ喫茶巡り・18

2019-10-12 | まち歩き

 「新宿」「渋谷」ときたら、お次は、いけぶくろ(池袋)

 

この、じょうほく(城北)のメガシティにも、

レトロな 昭和カフェは、あるに ちがいない・・

 そして・・ そのお店は、やはり「おじさんたちの、憩いの場であるのか

それを たしかめるべく

クリンは、

しにせきっさ(老舗喫茶)・「伯爵」に やってきました

(あそこです「居酒屋・大都会」の上

 (いけぶくろ・はくしゃく(伯爵)・・

うっとりするようなネーミングセンス

に 心おどらせながら

 クリンは、駅徒歩1分のビジネスホテル「サンシティ・池袋」の 一部である、

「珈琲・伯爵」への かいだん(階段)を のぼりました

 (高まるきたい(期待)・・🐻

 そんな、好立地 かつ、ゴージャスな 内装にも かかわらず、

 690円と、良心的な「モーニングセット提供している・店内は、

こんなかんじの、ゆったり空間・・

(ムード音楽が 流れます

 かべ(壁)には、「トーマス・マックナイト」や、

 「ヒロ・ヤマガタ」、と おぼしき、シルクスクリーンが かかっていて、

80~90年代をかもす、なつかしき・ふぜい(風情)

そして・・

これまた、なつかしき・ふぜい(風情)の、

ふつう味の サンドイッチ(サラダ付き)

 ・・うちのチットは、学生時代、一度

夜遊びをして

しゅうでん(終電)を のがしたことがあり

時間つぶしで このお店に 入ったことが、あったそうです

が、

当時は 深夜になると、

客そう(層)が、「えらいこっちゃに なったらしく、、

なにしろ、池袋西口。風俗街でしょ~? 同伴カップルや、その筋のお方が、けっこういてさあ~。」(チット談)

「24時間営業」は、今も かわっていないので、

昔と同じく、深夜は そうぜん(騒然)とした

フンイキになることも ありましょうが

 今日 はじめて、人が少ない・朝の時間帯に 来てみて、

「出勤前のサラリーマン

「退勤後の おねいさんたちが、

しずかに つどっているのを ながめ・・

(大人が使いやすい、平和な店じゃん・・)と、

 見直したようです (昼以降は、やっぱりたいへんな混雑ですが、良いお店でしたまた来よう~

 

 

 

<次回のレトロ喫茶は、「上野・古城」です

 

 

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名曲喫茶ライオン(渋谷)~東京レトロ喫茶巡り・17

2019-10-11 | まち歩き

 東京には、はんかがい(繁華街)であっても、

女性を よせつけない

「男性専用」みたいな しにせきっさ(老舗喫茶店)ある

 それは・・、しんじゅく(新宿)だけでなく、しぶや(東京都渋谷区)にも 

また、ある・・

ききつけて

 クリンたちは、女子だけど、やってきました🐻。

どうげんざか(渋谷区道玄坂)

 

ここに、

「名曲喫茶ライオン」っていう、

有名・カフェが あります

 見るからにそうごん(荘厳)な たたずまい の、

「SINCE 1926」

(ってことは、昭和元年です

 店内は「撮影禁止」で、チャラチャラした・インスタ映え女子門前払いする・気高さ

 もちろん、クリンも ルールにしたがいます🐻

 

ということで、、

~取材結果(写真なし)~

 

店内は、夕方のように うす暗く・・

シャンデリアが キラキラ光るのみ

 

大きな立体スピーカーから 流れる、クラシックの 大音りょう(量)

は けっこう・うるさいレベル・・

 

曲がかわるごとに、曲名を 発表する、

店員さんの 生声・・

 

けいたい(携帯)・会話・さつえい(撮影)、全部「禁止」・・

 

常連さんと おぼしき・おじさんたちの 

手なれたすごし方・・

「新参客」を すがめに見る

まなざし・・

 

「個人主義者」が 集まると生まれる、ふしぎな れんたいかん(連帯感)・・

 

おまけに、

席はほとんど全部が、スピーカーの方向を向いている。。

(音楽を聴け❗ということ)

 

& コーヒー

 

 そんな「異界」でした ごきょうみ(興味)

ある方は、どうぞ、行ってみてください

 

渋谷がキライな人も、渋谷を見直す・きっかけに なるかも・・

 

 

 

(次回、レトロ喫茶巡りは、「池袋・伯爵」に おじゃまいたします

 

 

 

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新宿ピース~東京レトロ喫茶巡り・16

2019-10-10 | まち歩き

 それにしても・・、「東京レトロ喫茶巡り

していて 思うのは、

(東京のしにせ(老舗)カフェって、基本、男女別々=棲み分けなんだな)ってことです。

 

 去年、「京都レトロ喫茶めぐり」を したとき、

京都のカフェは 男女共有で 利用されているところが多いな、

って

かんじたので、

東京の「昔ながらの喫茶店」が、

とても、「男性向け」「女性向け」カラーを はっきりさせている

ように 見えるのです

 ことに ここ・しんじゅく(東京都新宿区西新宿)

では、「副都心」の発展に 寄与してきた

「男性公務員・および男性会社員の憩いの場としての喫茶店

はば(幅)を きかせており

「喫茶店とは、あくまで社用・待ち合わせに使われる場所、

もしくは 

さっと来て、タバコを吸って 気分転換する場所

にんしき(認識)されているふうが、今も あります

 

その代表格と いえる店が

「新宿ピース」です

 小田急ハルクの、1かい(階)にあり、

まさに

西新宿・こうそう(高層)ビル街の 入り口にある店、「ピース」・・

「西口で、お茶したいわ~

という・女性たちは、

2軒となりの「甘味喫茶・時屋」に入り、「ピース」には 来ません。

 そのように、「男女棲み分け・喫茶文化を けんいん(牽引)してきた

「新宿ピース」は、

「働く男のオアシスという意味で、「ピース」と 名づけられたのか

はたまた

オープンした1955年当時の「平和志向もとづく

すうこう(崇高)な 店名であるのか

 

これまで、判然と しませんでした。。

(1955年だから、ジョン・レノンとは関係ないな、と思います

 しかし このたび、久しぶりに 来て、店内をじっくり・かんさつ(観察)

してみて、

店名の由来が、はっきり・わかったのです

「新宿ピース」とは、すなわち、『タバコの銘柄ピース』

から とった名前だったのです

(※お店のガラス窓に、ピースマークが 見えました上の写真の、〇で囲んだ部分です。)

 中に 入ってみたって・・

ふつうのカフェにくらべて、

明らかに、けむり・モクモク

高い・きつえんりつ(喫煙率)

(・・今日はクリン、表に出ては

いけないな・・🐻)←体中で煙を吸ってしまう体質

 その昔・・🌈 しん(親)友・チットは、友だちと

新宿で 買いもの中

休けい(憩)のつもりで 入った・この「ピース」で、 

場ちがいな・かんじを 受けたらしい。。

女子大生が、ペチャクチャおしゃべりしていいお店じゃなかったわけよ。

おまけに、『煙草くさ~い』って 眉をしかめたりして、

私たちったら・・

愚かな小娘だったわ・・

 と、チットは、当時を かいこ(回顧)しました

「🐻・・だから、お店に行く前に『食べる』ってはりきってた・ホットケーキを 食べなかったんだね~」(クリン)

「🐻そうなんだよ、タバコの煙がすごくて、ホットケーキが煙を吸っちゃってる・かんじだったからね」(ミニクリン)

 

・・・・・

女子は、

女子の店へ行け

という 教訓が、

ここ・西新宿では 生きています

 

 

 

<次回は、渋谷「名曲喫茶ライオン」に まいります

 

 

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新宿らんぶる~東京レトロ喫茶巡り・15

2019-10-09 | まち歩き

(※銀座には、「ランブル」という超有名コーヒー店が ありますが、

そこはすでに「観光地」と化しとうてい・ゆっくりできる環境では なくなってしまいました。。)

 

そこで

 クリンは、同じ「ランブル」でも、しんじゅく(東京都新宿区)にある、

くつろげる「らんぶるに やってきました

 イセタン(伊勢丹新宿店)の近くの、「名曲喫茶」です。

 買いものに 疲れた時・・

込み入った話をしたい時・・

時々、このお店を 利用します

 というのも、このお店・・、「大都市・新宿の、地下空間」に、

200席を有する、大きなフロアーを そなえているのです

「はあ~ どっこいしょ🐻

 しんじゅく(新宿)なのに・・ いつ来ても 座れる、安心かん(感)・・

 広々とした・店内には・・、ベルベット系の ソファー

ごうか(豪華)・シャンデリア

昼でも うすぐらい

夜のとばり

かんび(完備)されており・・

 ちょっと、食事のできる「小劇場」

に 来たみたい

 

ほとんど・だれも ちゃんと・きいては いないけど、

 流れっぱなしの クラシック音楽が、アンティーク度合いを 高めます

(創業1950年 500枚以上のクラシックレコードを所有するお店のプライドといえましょう

 

さて

こちら、

食べもの・のみものは いたって スタンダードで、

コーヒーも ケーキも ジュースも

全部・ふつうの味

 

でも・・

その「何気なさ」・「変わらなさ」が 長年あいされる・ひけつ(秘訣)であり

 この「琥珀セット」(950円)に ついてくる、

バターが しみこんだ4枚切り・トーストを、

手を ベタベタにしながら 食べていると・・

 家の朝食のように、くつろげます🍞

 

ちょっと前までは

でんぱ(電波)もわるく、

すまほ(スマートフォン)を 見る気も失せる店だったので、

 紅茶やコーヒーを のみながら、こはく(琥珀)色の時

を 楽しむことに、集中できました

 

久々に入ったら、でんぱ(電波)は よくなっていましたが・・

ピンクの電話が置いてある喫茶店にやって来て、ずっと

スマホを見てるなんて、粋じゃない。

という、

ステキな どうちょう(同調)圧力が、まだ のこっていました

 

 

(まったくもって、新宿3丁目とは思えないお店です

 

 

 

<次回は、高層ビル街の入り口にある、「新宿ピース」に おじゃまします

 

 

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喫茶you~東京レトロ喫茶巡り・14

2019-10-08 | まち歩き

 かぶきざ(歌舞伎座)の となり、

場所でいうと、東銀座(東京都中央区)に、

 かぶき(歌舞伎)役者さんたちが、ひいきにしている

という しにせ(老舗喫茶)が あります。

 「喫茶you」(きっさ・ユー)です

 平日は「40分待ち」、土日は「1時間待ち」の

行列の 先にあるのが・・

 お店の かんばん(看板)メニュー

「とろとろオムライス」です🥚

 卵に、2しゅるい(種類)の ホイップクリームを

入れた、やわらかいオムライス は、

 役者さんたちが 胃もたれして、ぶたい(舞台)

に あくえいきょう(悪影響)を およぼしたりしない

上品な りょう(量)

 ほぼ・具なしの ケチャップライスは

お茶わん(碗)「一膳分」を 広げたくらいで、

卵は、2つか3つ。

 

バターの風味が きいてます

 

(ドリンク付き・1100円。クリンたちは、セットドリンクを、昆布茶にしました🐻

 外国人かんこう(観光)客を ふくめた、

ほぼ全員が オーダーするので、

キッチンでは ひたすら・卵が わられています

 そして・・・、いかにも

「東銀座の喫茶店に ふさわしい、

ちょっと かっこいい・ママさんが、

ずっと 

お皿を 洗っています

 ・・・きっと、洋食屋さんに 行けば、これ以上の オムライスは

食べられると 思います

でも・・・

「故・中村勘三郎」さん

も あい(愛)したという

オムライスを 求めて・・

 かぶき(歌舞伎)ファン、さらには

東京かんこう(観光)に来た いちげん(一見)さん

が 日々・おしよせるカフェ

 

それが、「喫茶you」なのです

 もう、1時すぎなのに、まだ あんなに並んでるね~。

常連さんだった人たち、もう、来れないよね、あれじゃ・・」

 と、しん(親)友・チットは 心配していましたが・・

クリン🐻、

かぶき(歌舞伎)役者さんたちは、「楽屋に出前」してもらってるのではないかな

って 

考えています

(それくらいのサービス・・あるはず)

(東京こうえん(公演)中の、たまさぶろう(坂東玉三郎)も、

出前とったかも しれないな

って そうぞう(想像)したら、

すっごく ワクワク・いたしました

 

 

 

<次回のレトロ喫茶は、新宿の「らんぶる」に、おじゃまします

 

 

 

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きょうぶんかんカフェ~東京レトロ喫茶巡り・13

2019-10-07 | まち歩き

ぎんざ(東京都中央区銀座)は、いつも 人で いっぱい

 ですが・・ 中央通りでも、さがせば、ゆっくりできる

カフェが わずかながら、あります

きょうぶんかん(教文館)の 4かい(階)にある、

へいせつ(併設)カフェ

なんて、「穴場」そのものです

 まつや(松屋)向かいの この「一等地」に、

昔からある、

キリスト教の 本屋さん、きょうぶんかん(教文館)

 もともと「聖書館」として 1933年、

この地に ひらかれました

 その後・・ 1985年に キリスト教書店として 大きくなり

 2004年に、カフェも

できました

 教文館ビルは、全体が、キリスト教かんれん(関連)の

もので うめつくされてる、「福音の館」ですので

 これから行く・カフェも、まじめな お店屋さんに なります

 くれぐれも、さわがないで ください

 

こちらです

「カフェ・きょうぶんかん」

 <平日、午後1時30分>

窓の向こうは、中央通りです

 中は、こんなかんじの、きれいめ・カジュアル

 お客さんは、ほとんどが、

「教文館・書店」のお客さんと、

キリスト教に なんらかの ゆかりのある方々・・

で、

小さい・お子さんですらとても おりこうさんに しているので、

 満席になろうとも、店内はうるさくならず、

どこか ひそやかで、心が おちつきます

 クリスチャンでもない・クリンたちが🐻、足しげく・通ってしまうのは、

そこらへんが 理由の一つで、

あとは、昔、お父さん(編集者)と ここの本屋さんに よく来た

という、

思い出の ためも あるからなのですが・・🌈

いちばん・大きな理由は

こちらの カフェメニューが

どくとく(独特)の「オンリーワンだから」

ってのが、大きいです

たとえば、

 こちら「もみの木」を いみ(意味)する

「タンネちゃん(っていう焼き菓子)

かわいくて、イチオシです

 でもって、こっちは、バラの花のケーキ(中身は

アールグレイ茶葉が 練り込まれています)

女子は、ときめくこと・まちがいなし

 今日は、この2つに しましたが、ほかにも、「コットンケーキ」とか、

「トラピストガレット」とか、

しゅうどういん(修道院)系の スイーツが あり

手作りのおかし(菓子)を 食べたいとき・・

せいじつ(誠実)さを 味わいたいとき・・

このお店に、

おやつを 食べに来ます

 

 コーヒーをまつ間、だれでもよめる、「出エジプト記」・・

とかも、

べんきょうに なるし・・

 

 

「ごちそうさまでした~🐻」(クリン)

「ありがとうございました~(お店の方)

 

 いただいた・レシートも、おとずれたクリンを、しゅくふく(祝福)してくれるのでした

 

 

 

<次回は、歌舞伎役者ごひいきの、東銀座「喫茶you」に まいりま~す

 

 

 

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文明堂カフェ・銀座店~東京レトロ喫茶巡り・12

2019-10-06 | まち歩き

 ぎんざ(東京都中央区銀座)

で、お茶したいとき

いちばん困るのは、「どの店も、混んでいる」という点です

 しかし・・メインストリートの 中央通りに

あるにも かかわらず

いつも そんなに、こんでいない・カフェが あります

 ぶんめいどう(文明堂)カフェです

(カステラ一番・でんわは二番~の、お店。)

このお店、

カフェとしての歴史は 古くないのですが、

いちおう しにせ(老舗)には

ちがいないし

 ステンドグラス風のへきが(壁画)が ごうか(豪華)で、

「銀座に来たな」ってかんじで はなやぐし

 

ちょっと おねだんが 高いけど、(だから空いてる)

甘いものが ほしい時、うれしいメニューが そろっているので、

おすすめです

手前左:三笠パンケーキ

右:いちごパフェ

奥:カステラのフレンチトースト

 

(ああ、和洋せっちゅう

 いちごパフェは、むろんの、カステラ入りです(コーンフレークのかわり)

 

 

「お茶したいけど、店がない~」

ってさいに、役立てください

 

 

 

<次回は、銀座のキリスト教系喫茶・「きょうぶんかんカフェ」に、まいりますステキなお店です

 

 

 

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銀座のカフェあれこれ~東京レトロ喫茶巡り・11

2019-10-05 | まち歩き

「東京レトロ喫茶巡りの 記事を

れんさい(連載)しはじめて、

まだ・半分・・

(すみません もう、あきてるかもしれませんが・・、まだあと10店以上あります。よろしくおねがいいたします

 ふつう、「東京レトロ喫茶」といえば、ぎんざ(東京都中央区銀座)の 名店 

さしおいて、語ることは できない

のですが・・

 クリンが、今回のれんさい(連載)

で、ぎんざ(銀座)の お店を とりあげるのは 3けん(軒)のみ と なります。

 

なぜならば

ぎんざ(銀座)の名店は、すばらしすぎて、

もう・とっくの昔に クリンたち 取材に行っているからです

 

なので・・

「こんなお店があるよ、っていうか、ベストだよ」っていう

「超有名店」と

「超絶名店」を

あげておきますので、

写真とともに、もし ごきょうみ(興味)とか ありましたら、

「過去記事」に おとびくださいませ・・

 だい(題)して、「クリンの広場・銀座の

名店喫茶・一挙・蔵出し」

 <1、資生堂パーラー。

いわずとしれた、東京モダンの代表と いえる店

 <2、カフェー・パウリスタ。

「銀ブラ」の語源となった、伝説の店

 <3、銀座ウエスト喫茶室。

この店に 入れるようになったなら、「本物の大人の仲間入り」

 <4、オーバカナル。

泰明小学校前の、フランスみたいなオシャレカフェ。上京した友だちを連れてきてあげると、ワクワクされます

  <5、トリコロール。

「これぞ銀座のエスプリ」と、クリンたちを 毎回かんどう(感動)させる、洗練空間

 <6、みゆき館。

「格式高い老舗~」とかいうのとはちがいますが、けっこう古く、明らかに「銀座に密着したお店」で、クリンたちも、モンブランを よくいただいています

 <7、和蘭豆(らんず)。

子どものころ、お父さんと入って、1杯千円のコーヒーが存在する、と知り、「銀座の価格設定」というものを知りました。。>

 あと・・・この店については、、

もはや、

「観光客専用」に なっちゃって、かたることも ないのですが・・

「銀座らんぶる」。

カリスマ豆師がいた、「コーヒーだけのお店」です。

 <日比谷では、「紅鹿舎」。

生きたレトロ、ってかんじのお店

 

後半の4店くらいは

昔すぎて・・

どこに 記事があるのか、クリン自身も さがせません

 

あしからず

 

 

 

<気を取り直して、次回は 同じく銀座より、「文明堂カフェ」を お送りします🐻

 

 

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有楽町ストーン~東京レトロ喫茶巡り・10

2019-10-04 | まち歩き

「決して、古臭くない・レトロモダンな 喫茶店がある

と ききつけて

クリンたちは、ゆうらくちょう(東京都千代田区有楽町)に やってきました🐻

 いわゆる「日比谷」エリアの入り口に、「有楽町ビルヂングという、

 1966年・しゅんこう(竣工)の オフィスビル

が たっているのですが、

 その中に、ビルと同じ年に 

オープンした、お店が あります

 1かい(階)の、入ってすぐの ところにある、

「有楽町ストーン」っていう お店です

 店名「ストーン」の 由来は、店主の実家が

石材屋さんだったから、

ないそう(内装)に 思いっきり 石を使おう

ってことに なったからであり、

 その企画どおりに、ものすごく・ふんだんに

ステキな石が 使われています

 じゅうこう(重厚)なのに

なぜか、かろやかに見える

石の 空間・・

 夏は、すずしく、冬は あたたかく見える

ふしぎな 石のかべ(壁)・・

 雨の日も、オシャレな、石のタイル・・

 いす(椅子)は、モダンデザインの

せんく(先駆)者「剣持勇」の デザイン だそうで、

この空間に、似合っています

 

オープン当初の昭和41年、、

といえば、

日本中が、まだ、ダサかったころです

 

そんなころ、この店は、

日本有数の「かっこいいサテン」だったに、

そうい(相違)ない、という話です

(ここにいる・おじさんたち、

なんか、みんな、「自分を持ってる」ってかんじで、

ちょっと ステキに見えるなあ~ タバコくさいけど・・)

クリンは 思いました🐻

 

しん(親)友・チットも、

いや~、いいね~ 長居できる・カフェじゃないけど

働く大人の 休憩所だよ。

ステキだねモノトーン

こういうカフェに 来た日には、

それなりの 大人の飲み物を 飲まなきゃ、格好がつかないよね

 といって、「大人のアイスティー」を オーダーして

いましたが

そこには、ウィスキーが ちょっとだけ 入っていたようで・・・

 (ずびび・・

 (ドウッ) 「あっ、クリン

 

クリンは

このあと、すごい、2日酔いに 苦しんだのでした。。🐻

 

 

<次回は、「銀座のレトロ喫茶・あれこれ」です。>

 

 

 

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コーヒーロン(四谷)~東京レトロ喫茶巡り・9

2019-10-03 | まち歩き

 「喫茶店の楽しみは、コーヒーや

サイドメニューのみに あらず

そう・教えてくれる レトロカフェが、

 よつや(東京都新宿区四谷)の、駅前に あります。

「コーヒー・ロン」っていう お店です

 ここ・ロンのみりょく(魅力)は

たてもの(建築)そのもので、

ズバリ たてなが(縦長)・円筒形

 コンクリートの 吹き抜けに 沿うように、

 1かい(階)席と、2かい(階)席が あります

 

<2階から 見下ろした・1階席>

<それを、縦方向に見ると、こういうかんじ>

 (ステキです

設計は、

あの、「第一工房」←モダニズムけんちく(建築)で有名な事務所

 外からさしこむ・光が、ちょっと

教会を ほうふつと させ、

 赤い・皮ばりのイス(椅子)

テカリ

レトロモダンな ライティング(照明)が、シックです

 ここは、2かい(階)席、ですが、

どう見ても、「木目」にしか見えない、あのかべ(壁)は👀、

 コンクリートを「檜型」に 流して成形したというし・・

 細かく見ていくと、1つ1つの アイテムにかける

手の込みようが わかり

かなりの おしゃれ空間であることが かくにん(確認)できます🐻。

 四谷なのに、「ブラッドオレンジジュース」が 

700円・・

そういう ねだん(値段)も、

「建築鑑賞料金・込み」の おねだんと 考え、おしゃべりなんかに きょう(興)じないで、

きちょう(貴重)な 店内を、キョロキョロ いたしましょう

 

(ああ・・ クリンたち、このお店なら

何時間いても あきない

 (んっ

「当店は2時間制とさせて頂きます。時間を過ぎましたら、

追加オーダーを お願いいたします。」(お知らせ)

 

🐻

「ヤバい チット

 

早く、お会計しないと(ダダダダ・・・

 「はあ~、あぶなかった~

 

 

 

 

<次回のレトロ喫茶は、「有楽町・ストーン」です。こちらも、建築がレトロかっこいい・老舗です

 

 

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蔦珈琲店~東京レトロ喫茶巡り・8

2019-10-02 | まち歩き

レトロであっても

せんれん(洗練)された 喫茶店は、ないものか?

 それを さがすため、

クリンたちは

東京ずい(随)一の 高級オシャレタウン、あおやま(東京都港区青山)に やってきました

 そして、見つけました

おもてさんどう(表参道)駅から 徒歩6分

あおがく(青山学院大学)と こっとう(骨董)通りの 間にある、

 つたのからまる、老舗きっさ(喫茶)、「蔦珈琲店」(つたコーヒー店)

このお店、

「老舗」といっても 1988年スタートだから、まあ、30年くらいです。

しかし

たてものが、「旧山田守邸」(建築家。京都タワーをつくった人)と いうことで、

お庭もふくめて すばらしい

という じょうほう(情報)を げっと

 さっそく 入ってみます

すると・・・

 (おおおお・・・・

 

キレイ・・

美術館みたい。

テーブル席の背面に、

大きくて、横に長いガラスまど(窓)

 

それごしに ととのえられた、みどりの お庭・・

 この景色を見るだけで、お金を払う・価値が あります

それだけじゃない

カウンターで 

マスターがいれてくれる コーヒーが また、もんのすご~く・おいしくて・・

 クリンたちの、アイスコーヒーも さいこう(最高)でした

(正直、取材した20軒以上のレトロカフェの中で、味はダントツでした)←小声

そして

 セットでたのんだ、「チーズ」が、なぜかコーヒーに合う・・

 

という、おもしろみ(面白味) 

 ストレートでも、甘みをつけても、

ミルクを入れても、ばつぐん(抜群)においしい コーヒーに、

 このたてもので 商売をしている店主のプライドを かんじたのでした。。

 

「🐻ごちそうさまでした~ あ~美味しかった~  さすがは、青山だね

 アイビーホールの 向かいにあるだけあるオシャレ

ぐうの音も 出ないよ これぞ、東京

 おちつけるし、正統派だし何度でも 来たくなるよね

また来よう

と、

こうふんした クリンは、また、連れてきてもらおうと、家族に うったえたのですが・・🐻

(1時間も とめてないのに、コインパーキングの料金が、

1200円

 「た、高い・・コーヒーより高い・・」

 

青山の、

しきい(敷居)の高さに、面食らったのでした。。

 

 

<次回は、上智大学近く、四谷の「コーヒーロン」です。こちらも、名建築のレトロカフェです

 

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喫茶・「麦」~東京レトロ喫茶巡り・7

2019-10-01 | まち歩き

 東京大学の近辺には、「COFFEEこゝろ」のほか、

何けん(軒)か 

有名な しにせ(老舗)カフェが あります。

 こちら、「本郷三丁目ビル」の

地下に入っている、

「名曲・珈琲 麦」(むぎ) なんて、そのひとつです

 実は・・ このお店、クリンの お父さんと

お母さんが、

半世紀以上前

初めて 出会って

話をして、

その3日後には けっこん(結婚)の約束をした

「ビビビ婚」の ぶたい(舞台)となった お店

で、

クリンたちに とっては、

かなり・じゅうよう(重要)な コーヒー店です

 今日は、お母さんといっしょに コーヒーを のみながら、

よく知らなかった、2人のなれそめを 聞き出そう・・

 そういう・こんたん(魂胆)で、やってきました

 かいだん(階段)を おりると、お店は 左右に 分かれてて、

右エリアは「キッチンのあるカジュアルエリア」、

左エリアは「静かにバロック音楽を楽しみたい人向けエリア」

なっています

 クリンたちは、赤いイス(椅子)席に ひかれ

ついつい

「バロック音楽・重低音」エリアに 足をふみいれてしまい、

 あろうことか・・、ここで、べちゃくちゃ・おしゃべり

を してしまいました。。🐻

(おひとりさまの皆様、ごめんなさい

 ・・・・50数年前、うちのお父さんと お母さんは、

このお店で 初対面し

長時間・おしゃべりしたそうです

 なぜ、初対面だったのか?というと、お母さんが、

当時のボーイフレンドから、

お父さんに会うように たのまれたからです

 

大学時代の友達の〇〇ってやつが、東京に行ったきり、帰ってこないんだよ。

悪いけど、東京に行くなら、ついでに 様子見てきてくれない

たのまれた・お母さんは、

上京の折、

うわさ話でしか 知らなかった、お父さん(〇〇というやつ)

会うことに なったそうです

 手紙で、「〇月〇日の〇時に、本郷の喫茶「麦」で、会いましょう」

とだけ

約束して 出会った、

初対面の お父さんと お母さんは、

 

この席で 気が合って

3日後には

けっこん(結婚)の約束を したらしい

 

(その後、お母さんは、地元にもどり、いきなり結婚すると言い出して、みんなのドギモを 抜きました

 

 

あたまがよくて、変り者だった・お父さんと、

あたまがよくて、人格者だった・お母さんが、

若いころ

知的会話を たのしんだ

この お店・・

 「あまり、変わってないわね~。あの肖像画、

見た覚えがあるわ。」

お母さんは なつかしそうに 言いました

が、

その時代には、

おそらく なかったであろう「手作りプリン」(す入り)や、

まわりのお客さんのほとんどが、

学生ではなく、おじさんになっているのを 見て、、

時がたったのを じっかん(実感)したようでした・・

 

でも

クリンは、(ロマンチックだなあ)って 思いながら 話をきいていたし、

プリンも 美味しかったもんで、うかれていました

 

そう・・

2人の娘である、しん(親)友・チットが、

とつじょとして

「非ロマンチック」なことを 言い出すまでは・・・。

・・そういえば、お父さんってさ~、喫茶店に入ると、

まず、おしぼりで顔を 拭いていたじゃない?

お母さんと 初めて会った時も やってた(笑)」(チット)

 ・・・お母さんは、その件については

おぼえていないようすでしたが、

それより、お父さん、下駄はいてきたわよ。」

半世紀たっても わすれられない・印しょう(象)を 口にしました

 会社にも、下駄を履いて 行ってたみたい。

原稿を 取りに行った先の著者の家で、

『君はなぜ、下駄を履いているんだ 社会人としてなっとらん

って、すごく怒られた、って 話していたわ」(お母さん)

 

「うっそ(クリン&チット)

(ど・・・どうして、お母さん、そんな・へんな人と、ビビビ婚を。。

 

 

 

<次回のレトロ喫茶巡りは、オシャレな青山の、「蔦珈琲店」です

 

 

 

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