それにしても・・、「東京レトロ喫茶巡り」
をしていて 思うのは、
(東京のしにせ(老舗)カフェって、基本、男女別々=棲み分けなんだな)ってことです。
去年、「京都レトロ喫茶めぐり」を したとき、
京都のカフェは 男女共有で 利用されているところが多いな、
って
かんじたので、
東京の「昔ながらの喫茶店」が、
とても、「男性向け」「女性向け」カラーを はっきりさせている
ように 見えるのです
ことに ここ・しんじゅく(東京都新宿区西新宿)
では、「副都心」の発展に 寄与してきた
「男性公務員・および男性会社員の憩いの場としての喫茶店」
が
はば(幅)を きかせており
「喫茶店とは、あくまで社用・待ち合わせに使われる場所、
もしくは
さっと来て、タバコを吸って 気分転換する場所」
と
にんしき(認識)されているふうが、今も あります
その代表格と いえる店が
「新宿ピース」です
小田急ハルクの、1かい(階)にあり、
まさに
西新宿・こうそう(高層)ビル街の 入り口にある店、「ピース」・・
「西口で、お茶したいわ~」
という・女性たちは、
2軒となりの「甘味喫茶・時屋」に入り、「ピース」には 来ません。
そのように、「男女棲み分け・喫茶文化」を けんいん(牽引)してきた
「新宿ピース」は、
「働く男のオアシス」という意味で、「ピース」と 名づけられたのか
はたまた
オープンした1955年当時の「平和志向」にもとづく
すうこう(崇高)な 店名であるのか
これまで、判然と しませんでした。。
(1955年だから、ジョン・レノンとは関係ないな、と思います)
しかし このたび、久しぶりに 来て、店内をじっくり・かんさつ(観察)
してみて、
店名の由来が、はっきり・わかったのです
「新宿ピース」とは、すなわち、『タバコの銘柄ピース』
から とった名前だったのです
(※お店のガラス窓に、ピースマークが 見えました上の写真の、〇で囲んだ部分です。)
中に 入ってみたって・・
ふつうのカフェにくらべて、
明らかに、けむり・モクモク
高い・きつえんりつ(喫煙率)
(・・今日はクリン、表に出ては
いけないな・・🐻)←体中で煙を吸ってしまう体質
その昔・・🌈 しん(親)友・チットは、友だちと
新宿で 買いもの中、
休けい(憩)のつもりで 入った・この「ピース」で、
場ちがいな・かんじを 受けたらしい。。
「女子大生が、ペチャクチャおしゃべりしていいお店じゃなかったわけよ。
おまけに、『煙草くさ~い』って 眉をしかめたりして、
私たちったら・・
愚かな小娘だったわ・・」
と、チットは、当時を かいこ(回顧)しました
「🐻・・だから、お店に行く前に『食べる』ってはりきってた・ホットケーキを 食べなかったんだね~」(クリン)
「🐻そうなんだよ、タバコの煙がすごくて、ホットケーキが煙を吸っちゃってる・かんじだったからね」(ミニクリン)
・・・・・
女子は、
女子の店へ行け
という 教訓が、
ここ・西新宿では 生きています
<次回は、渋谷「名曲喫茶ライオン」に まいります>