6日は3ヶ月ぶりのガイドのお仕事でした。
まだまだの私は緊張しまくり
今回のお客様は日本人2名、中国人2名で、北京から来られた女士は日本語がとってもお上手で、今回もこの方に何度も助けられました。もう一方はシンセンからこられた先生で、初来日。
京都市内のホテルに8時半に待ち合わせ
第一印象ってものすごく大事。
添乗時代、どんなに眠くてもスタンバイしたらものすごい笑顔でお客様をお迎えしてたなぁ
なので、この初対面のときってものすごく緊張するんです
心臓の音が聞こえそうなくらいね
今回のお客様はあった瞬間、「OK」
要は無茶なことは言わない人たちだと直感したってことです。
少し気が楽になってホテルを出発
は8人乗りのレンタカー
ガイドだけど座席は一番後ろ
後ろからガイディングなんて初めてでしたよ
おかげでちょっとわからないところはこそっと資料を見ることができたけどね
今回の行程は金閣寺、清水寺、順正で湯豆腐会席、南禅寺、京都駅
金閣寺までは京都御所の話や京都の簡単な歴史、景観法の説明をしました
15分ほどで到着
9時開門なんですが、開門前から修学旅行の学生が大行列を作ってました
5月、6月は修学旅行のシーズンですね~
この学生たちと一緒に入ってしまったらどえらいことになると思って開門してスタスタと早歩きでチケット売り場へ
すばやくチケットを購入して中へ
修学旅行生と重なると写真が撮りづらくなりますからねぇ
すぐに後ろから学生さんたちがやってきたけどなんとか写真は撮れました
私はいつも真正面から写真をとってもらってそこで1階、2階、3階の建築様式が違うことを説明します
そして歩いて金閣寺の真横に行き、金箔の説明をしています
真横に行くと正方形の金箔がはっきりとわかるのであの正方形が20万枚使われているというとだいたいみなさん驚かれるんですよね
夕佳亭って毎回どう説明していいかわからず茶室だということ、ここからの景色がすばらしいことくらいしか説明しないんです。
あんまり興味を持ってくれる人が少ないんだなぁ
今回は茶屋でお抹茶をいただきました
抹茶って少し苦味がありますが、金閣寺のお抹茶はぜーんせん苦くありませんでした
でも、北京から来られた女士は苦いとおっしゃってましたが・・
45分くらいで金閣寺は終了
次は清水寺へ
もともとは金閣、銀閣、清水だったので清水、南禅寺と聞いて私は焦りましたよぉ
運よく(?)後部座席だったので南禅寺の資料を読んでました
金閣から清水までは、鴨川とか京大とか、歴史、町屋のお話を少ししたかなぁ
みんなこの移動のときって何話してるんだろう・・・
清水もものすごい混んでてももすっごく多くて駐車場はもちろん満車だったし、歩くのもかき分けて歩かないといけないくらいでした
正門から入り、本堂まで。
今回は新しく勉強した髄求堂の話もしてみました
でも、大して興味をもってもらうことはなかったです
どちらかというと、その前にある絵馬のほうが気になるようでしたねぇ
3分の1くらいが外国語で書かれたものでした
寺社もグローバルなもんですね
そして、今回初めて地主神社にも行きました
いつも素通りするんですけど前々から気になっていたので行ってみたんですけど、
若い子ばっかりですねぇ
学生さんたちが目をつぶって恋占いの石の間を歩いてました
そんなのしようとも思わない私はすっかりおばさんです
そして、今回は初めて音羽の滝に並びました
お客様がですけどね
いつも混んでるから「いかなくていい」って言われることばかりでだったんだけど
今回のお客様は俄然飲む気で
清水入る前からどれ飲む?ってもう一人に聞いてましたからねぇ
長寿、学問、良縁
お客様は長寿の水を飲んで満足のご様子でした
帰りはお土産を買いながら、試食しながら坂を下って駐車場へ
そこから南禅寺のそばにある順正でお食事
順正は南禅寺ではもっとも有名な豆腐料理屋ではないでしょうか?
日曜日ということもあってかたくさんのお客さんでにぎわってましたよ
外国人のお客さんの姿も
池に鯉が泳いでるんですけど、外国人の子供が必死になって捕まえようとしてて
池に落ちるんじゃないかと個室の窓からひやひやして見ておりました
きっと、鯉ってめずらしいんでしょうねぇ
順正で頂いた会席はとても豪華なものでしたよ
昼食にしては贅沢すぎるほど
前菜はまぁ上品なお味
いろんなものが少しずつ
続いて刺身、煮物、田楽、鮎の塩焼き、てんぷら、湯豆腐、蜆の炊き込みご飯、吸い物、最後は果物とわらびもち
もーー どれもおいしい
お客様もご満足な様子でしたし
って私が用意した食事ではありませんがね
ちなみにお値段は6000円でした
食事の後、まだ時間があったのでぶらぶらと南禅寺へ
初南禅寺です
ここでは失敗だらけでした
説明もほとんでできず
正門の上から歌舞伎役者が「絶景なり」と言って有名になったこと、
水路ではよくテレビ撮影、殺人事件の最後でよく出てくるということ、方丈庭園が有名な小堀遠州の作だということくらいしか説明できませんでした
しかも方丈庭園の場所がわからず人に聞いたし・・・
毎回失敗ばかりです
でも、クレームはでなかったので一安心です
3時の新幹線ということで20分に南禅寺を出発
チケットを購入しないといけないので早めにつきたかったのですが、
川端通りも混んでたし、イオンモール京都がオープンしたてだからか堀川通りも混んでたのでちょっと時間がかかってしまいました
京都駅に着いたのは2時50分
そこから足早にチケット売り場へ
3時の新幹線には乗れなかったのですが、9分のには乗れたので名古屋から松本行きには間に合うのでセーフです。
なんでも名古屋から松本へは1時間に1本しかないんだって
乗り遅れたら名古屋で1時間も時間を潰さないといけないとか
改札でお見送りして業務終了
今回もまたまたいいお客様でした
後日、旅行会社からも大変よかったと評価を頂きました
最後に「ありがとう」を聞くたびにこの仕事もおもしろさを感じますね
今回もなんとか乗り切りました