きっかけは可愛かったから・・

中国語を始めたきっかけは発音が可愛かったから。あれから33年。寄り道もしたけどやっぱり中国語に戻ってくるんだよね

司法通訳という分野

2016年09月16日 | 通訳
ニーハオ!


昨日、友人に誘われて司法通訳の講座を開いている方のお話を聞きに行ってきました。


私の本来目指すところは通訳案内士だったのですが、2008年から営業はしてるものの、ほとんど声がかかることはありません


それに加え、資格がなくてもガイドができるようになるようだし、単価はどんどん安くなっていくし、ほんと将来に希望がない職業だなぁと・・


そうは言っても私も子ども3人いるし、旦那は自営で不安定なので、私もそれなりに稼がないといけません


5年前くらいからガイドだけではだめだと医療通訳の分野に少しずつ力を入れ、今年はようやく市のボランティア医療通訳になれました。
ただ、あくまでもボランティアなので、収入には繋がりません。
この市のボランティア通訳は経験を積むためです。


そして、4年ほど前に接見通訳のお仕事を頂いたのをきっかけに、司法通訳という分野を知り、少し興味を持ち始めたんです


それから税関の取調べのお仕事も少し頂くようになり、徐々に司法通訳ということを考える機会が増えたように思います。


ただ、司法通訳は難しいし、責任が重大すぎる 
あまり教養のない私にはかなりハードルが高い分野なわけです


だからずーっと考えてはいたものの、行動に移すことができなかったんですよね


ところが、同じ市の医療通訳の方に誘われて急遽昨日、司法通訳を育てる活動をされている元警察官のお話を聞きに行ってきたんです


その方は個々に講座を開き、自分の経験を教えたり、司法用語を簡単な日本語で説明できるように教えたり、インターネットでは調べられないようなことを中心に教えているようです。


正直、講座料は主婦が簡単に払える額ではないんですが、彼の話はほんとうに楽しくて、司法や警察のことについてすっごい上手に話してくれて、私みたいなド素人でも引き込まれていくんですよね~


あっという間に3時間半ですよ


その間に試験というものもありましてね


「私は出て行きますから、ネットで調べてもらってもいいですよ」なんて


真面目な私は最初、調べないでやろうと思ったんですけど、無理でした


だって、ニュースとかドラマとか聞いた言葉もあるけど、いざ説明しようと思うと上手くできない


なので、いくつか調べちゃいました


でも、翻訳の部分は調べないでやりましたよ(自慢できるもんじゃないか


そしたらね~


その先生、めっちゃほめてくれるんですよ


めっちゃ照れるくらい持ちあげてくれるんですよ~


ほんと、褒められれば褒められるほど、素直に受け入れられない嫌な私の性格


いろんな話を惜しげもなくして頂き、しかも、2人で受講してくれるならって値引きまでしてもらったので・・


受講しま~す(←単純)



って言っちゃいました



全8回あるんですけど、来年度からは少しずつ司法の仕事もしていけたらなぁ・・というのは来年の目標になりそうです


とりあえず、しばらくは司法についてのお勉強を頑張ります



あっ、そうそう


中国語をやってる方で司法を目指したいなら、京都産業大学の一般向けの「司法通訳」の講座があるので、京都在住ならそれを受けるのもいいですよね


もう少し早く知ってたら、私も京産の講座をうけたかったなぁ


比較的安いし・・


今季はもう終了しましたが、また来年春季もあるんじゃないでしょうかね






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする