14時よりコミセン大会議室にて
平成21年度市民プロジェクト「いきいき地域づくり」報告会
来賓として出席してきました。
平成19年度から市民プロジェクト事業を実施し、各地区においてその成果をあげている。そこで、事業が今後地域に定着し、その発展に貢献できるよう、平成20~21年度に実施した事業の報告会を実施する。
その市民プロジェクト事業とは、
地域の活性化を図るために、市内各地区で地元の団体などがプロジェクト事業を実施し、市民協働による地域づくりの推進や地域の交流などを深めようとするものです。
・各地区プロジェクトの発表
(1)みうら勘作まつり実行委員会
(2)鈴田ふれあい祭り実行委員会
おお、きたみか会長ではないですか。
秋の地区行事を一本化して実施したそうです。
(3)萱瀬きらきらプロジェクト実行委員会
ガイドマップ(3つ折りになってます。写真の寸法は縦約26cm 横約12cm)
(4)福重げんきプロジェクト実行委員会
市内一般公募の中から選ばれた福重ロゴマーク
昨日の15日に出来上がったばかりのガイドマップ(12折りになってます。写真の寸法は縦約21cm横約10cm)
開いたところはスキャンできないので。
(5)松原の自然と歴史を生かした町づくり実行委員会
松原地区紹介マップ
「そば」の事業の方は国の補助でそば道場の建築予定もあるそうです。その他、そば粉を作るための石臼等の機械を独自に設計・製作されたり、そば包丁を作ったりと意外な広がりをみせているそうです。
・地域づくりに関する講演と講評
長崎大学経済学部 山口純哉 准教授
各々の事業についての講評、そして総評をして下さいました。
全部ではないですけど順不同で列記してみます。
・まず大事なのは事業の目的を明確にする事だ。それをメッセージとして伝える。そうすることにより、「あぁ、それなら行ってみよう」という人が出てくる。そのメッセージに共感する人の参加がある。
・補助金は要求していっても良いが先では自立を目指す。
・ガイドマップを置いてもらいたいなら、まず、先方のガイドマップ(情報など)を自分のところに置く。ギブアンドテイクが大事。何処でもやっていることだ。自分のことばかり考えてるようじゃ駄目。
・子ども参加型でも、お膳立てした場に出てもらったり、来てもらうだけではなく、計画段階から参加してもらい、子ども達自身の地域に対する思いなども吸い上げて作り上げていく。ある地区では当り前のように子ども達も会議に出席している。
・ターゲットを明確にした方が良い。誰を呼びたいのか?地域の人々か?外部の人々か?
・「ブランド化を目指す」などと皆がよく言うが、自らが言うものではない。まず、そういうところから「ブランド」は産まれない。「ブランド(もの)」であるかどうかは周りが判断するものだ。
・今まで意見を聞いてこなかった「よそ者、若者、馬鹿者(突拍子もない意見を言う者)、女性」からの意見も聞く。
・事業を継続・拡大していくのは大変だ。結局動いてくれる人は限られてきてしまうのが現状ではないだろうか。そうなると長続きしない。
・活動は個人で負担しない。パスをもらったらすぐパスを出す。
・情報を入手したら、いろいろ考えずすぐに周りに発信する。それについての意見・抗議をしてくるような人は前向きだ。それだけ意識を持っている人だ。逆にその人にやってもらう。
いやぁ、各地区いろんな事業をされてたんですね。知らなかったですね。
また、山口先生のお話しはPTA活動にも活かせるお話しでした。
私はパワーポイントが使えないので、いつも皆さんのを感心して見ています。
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