ローカルな話ですけど、草場に中古車のオークション会場があるのはご存知でしょうか?
線路脇にある建物です。JU長崎。
今回下請けでこちらの間仕切り工事をさせて頂きました。
オークション当日は車がたくさん出品されるため、手前側と奥側のシャッターは開けっぱなしなんだそうです。そのため、空調機器は運転しているものの外とあまり変わらない状態になるんだとか。冬は北風が吹き込む寒い中、震えながらオークションをやっていたらしいですが、あまりに辛いので今回改善をすることになったんだそうなんです。
元請けさんから「どんな感じになるのか、パースを作ってもらえないか」と頼まれて作ったのがこちら。
住宅用のソフトを使ったのですが、パーツを新たに作ってからでしたので、結構大変でした。
しかし、このパースのおかげでイメージがつかめますので、それを元に当初の計画から変更をしました。
目障りな柱はなるべく少ない方が良いだろうと云うことで柱を減らし、その代りアルミ部材を大きくしてガラスの厚みも6ミリから8ミリに変更しました。
枠が届きました。
アルミの枠を組み立てます。
翌日、ガラスが届きました。
ガラスの最大寸法は高さ2m×巾3mです。重量は約120kgになるそうです。
これを人力ではめ込みます。
1人頭の重量負担を20kg~25kgで計算するんだって。
120kg ÷ 25kg =4.8人。 少なくて5人。6人いれば大丈夫との計算です。
聞いたところ、機械もあるんだそうですが、微妙な調整移動が人力の方がいいんだそうです。この倍の大きさぐらいまでだったら10人でやるそうですよ。
但し、これはチームワークが必要な作業で、居合わせた人に手伝ってもらうなんてことはできないそうです。途中で割れたりすると大事故につながるんだって。
「素人同士でこの作業は絶対にしてはダメですよ」との事。
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ガラスの重量120kg
by 友ちゃん
ガラスの清掃を見積もりに入れてませんでした。っていうか限られた予算だったんでその余裕はなかったんですが、私一人でやるにはあまりにも広すぎます。専門にお願いしました。
ガラスのクリーニングを終えて完成です。
こちらが側は環境が改善されましたが、向こう側中央のセリコンダクターさんの場所は吹さらしのままです。来年度以降、そちらの改善要望が出るかもしれません。その節はよろしくお願いします。
1つ心配されることが残っています。
「 結露 」です。
他県のオークション会場が同じような間仕切りを作ったのは良かったんですが、結露がひどくて困ったそうです。その会場も最近では結露してないので何か結露対策を施したのかも知れないとの話でした。
色々調べてみましたが、結露を完全になくすのは難しいでしょう。特に上の写真を撮っている場所にはオークション当日はうどん・そばが出るらしく、蒸気がたくさん出るんだそうなんですよ。天井付の換気扇が3台あるんですが、効果の程は疑わしいものです。
大型のエアコンが両側にありますので、除湿暖房運転すれば最小限に抑えられるんではないかとお話しし、それでも、見辛い状態になるなら先日ナフコで見つけた結露防止剤をお教えしました。
これが一番安上がりでしょう。これで90cm×90cmのガラス80枚分と表記してありました。
こちらの面積だと両面で115㎡ありますので、2本要りますね。見るとメーカーは〝ソフト99〝
な~んだ、こちらはそれこそカーケアー商品を出してる会社じゃないですか。
車の曇り止めを応用したんでしょうね。
これならお施主さん側が専門ですね。
オークションは月に1~2回だそうなんで、何とか対処できるかもね。
出来れば、セリがどんな様子なのか見せて頂きたいものです。
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