先回のブログで、「雷門の飛んだり」の納札を紹介しました。「飛んだり」のような小さな動くおもちゃは、江戸土産として数多く作られていたようです。
私の所にも、似たような品が数点ありましたので、順次紹介します。
板の上に乗った、小さな小原庄助さん人形です。
3.4x5.7㎝(台板)、高さ1.8㎝。年代不明。
小原庄助さんが朝風呂に入っている場面です。
おカミさんが、手ぬぐいを渡しています。
♬ ~小原庄助さん 何で身上(しんしょう)潰した
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした
ハア もっともだ もっともだ~ ♬
何とも、ユーモラスですね。
首の所に針金が通っています。
それを支点にして、ゆらゆら動きます。その様子には、思わず口元がほころびます(^.^)
両方とも、頭が動きますが、庄助さんの方はバランスが絶妙で、数分間動き続けます。
手の上に置くと、ずっと動き続けます。
人間の手は、無意識のうちに、小さく振えているのですね。(^.^)