時代劇でおなじみの脇息(きょうそく)です。
横 41.8cm、縦 39.5cm、高さ 27.6㎝。江戸時代。
骨董に狂いはじめたころ、右も左もわからないまま、思わず手を出した品です。
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相当古い布です。扇面模様でしょうか。
かなりへたっています。
骨董屋女主人の言う「しょう(性?生?精?)がぬけた」状態ですね(^^;
この種の品のウリは蒔絵と品格。
どんなお方が使っていたのか、興味あるところです。
脇息は今でも作られています。将棋の藤井聡太棋聖、対局の時に脇にあります(もちろん、対戦相手の脇にも)。でも、普通の生活の中ではなかなか見られません。
ところが、どこの骨董市をのぞいても、脇息はあります。誰も手を出しませんから(^^;
そんな不要物をなぜ買った?
一度、言ってみたかったのです・・・・
『苦しうない。もそっとちこうよれ』(^.^)