5年前、畑の南京ハゼの木があまりにも巨大になったので、庭師さんに切ってもらいました。その時、腕くらいの太さの枝木がたくさん出たので、これでシイタケを育ててみようと考えました。ホダ木は30本くらいとれました。
菌を植え付けるために、ドリルで穴を開け、そこへ駒(種菌)を打ちこんでいきました。全部で、500個の駒を打ちこみました。けっこうキツイ一日仕事でした。
さて、菌を植え付けたホダ木を養生しながら待つこと、1年、2年・・・いっこうにシイタケははえてきません。代わりに、得体の知れないキノコがワンサカはえてきます。結局、5年経っても、シイタケは一本もはえませんでした。
以前にやった時はホダ木は数本でしたが、そこそこシイタケがとれたのです。それが、今回はゼロ。30本ものホダ木は、もうボロボロです。最後のご奉公、コンポストの資材として活躍してもらっています。
さて、このままおめおめとは引き下がれません。何とかして一矢報いなければ(^^;
そこで、安直ながら、今巷で評判だというシイタケ栽培キットを注文しました(^.^)
きれいな箱入りです。子供へのプレゼント用などが多いのでしょうか。教育グッズという名の子供だましか? 一抹の不安が(^^;
これがすべて。
おが粉タワーの表面に菌が付いているらしい。
全体を水道でジャーと流した後、
ドームの中に入れて待ちます。
2日目:
4日目:
6日目:
おお、見事にはえてきました。
全部で、70本のシイタケが収穫できました。
すこし休ませてから、水に一日浸けておけば、2回目が期待できるらしい。ただ、それほど多くは生えないそうです。
さて、肝心のお味は?
うーん、不味くはありません。しかし、あのシイタケの風味がありません。水栽培の野菜や外国産の松茸という感じです。
まあ、価格を考えれば、リーゾナブルでしょう。小学生くらいの子がいる家庭にはおススメです。
薹が立った遅生はというと・・・・・・かろうじてホダ木の仇討ちができたというところでしょうか(^.^)