遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

秋じゃが(垂直栽培)の収穫

2021年11月22日 | ものぐさ有機農業

秋じゃがを収穫しました。

いつもの桜の老木のすぐ脇です。この場所には、トウガラシ類を入れていたのですが、一本を残してすべて青枯れ病にやられました。9月になって、「そうだ、ジャガイモうえよう」となって、この畝に何もせず、ただポンポンと入れました。

そして、このジャガイモは、垂直栽培でやってみることにしました。というのも、今春、垂直栽培に目覚め、夏野菜は紐で縛る垂直栽培でやってきました(栽培レポート総集編は近日アップ(^.^))。ところが、春じゃがは時すでに遅し、不十分にしか縛る効果をみることができませんでした。

そこで、今回の秋じゃがとなった訳です。品種は、ノジマ。

ところが、今回もまたポカ。縛らずに育てたものを残しておかなかったので、垂直栽培の効果が評価できません。不思議なもので、一度縛り出すと、もう、縛らずにはおれないのです。気がついたら、全部の株を、縛って育てていました。これがSMの魔力か?(^^;

ま、冗談はさておき、いずれも順調に育っています。

11月21日だというのに、まだこれからという勢いです。色々な野菜を垂直栽培でそだててみて、共通して言えるのは、普通栽培に較べ、野菜が若く保たれ、生育期間が長いということです。まだまだ大きくなりそうです。ですから、今、ジャガイモも掘るのはためらわれるのですが、もうポットのソラ豆が芽を出しているので場所を空けなければなりません。待った無しです。

やむなく掘ってみると・・・・・

まずまずの出来でした。

実は、秋じゃがを作ったのは、2度目にすぎません。20年以上前ですが、インカのひとみというジャガイモを作りました。良い出来だったのですが、皮だけでなくその下の実もアクが強く、食べたあと口の中が痺れました。こりゃあダメだということで、人に全部あげました。アク抜きを十分にする必要があったらしい(その人は知っていたのですね(^^;)

垂直栽培の効果でしょうか、巨大なイモがゴロゴロ。

いつもは、中学生坊主の顔のようにブツブツいっぱいのソウカ病のジャガイモしかとれません。ところが、今回のデジマは、薄々皮で色白、ツルツルの肌、まるで、15,6才の乙女です。

これは、アク抜き無しでいけそうです(^.^)

 

コメント (4)
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