先日、クリンの広場のブログで、クリンちゃんがすてきな市松模様の漆器を紹介していました。
ん、市松模様!?たしか故玩館にもそんなような物があったはず・・・しかし、記憶が確かではありません。
いちまつの不安をかかえながら、例によって、あちこち探しました。
そして見つけたのがこれ。
大きめの木製漆器です。
しかも、10客あります。
うーん、市松模様と言えば言えない事もないけど(^^;
30.5㎝x17.8㎝、高 2.3㎝。現代。
この器をどう呼んでいいのかわかりません。
脚付板盛器ではあまりに味気ないし、四方膳もピタッときません(^^;
小料理屋のカウンターで、寿司などを盛る?(^.^)
銀と金がきいています。銀は黒化しています。期せずして、おもしろい模様ができています。これを磨いてやれば、先の写真の様にきれいになりますが、このままの方が味があるかもしれません。
金の部分が剥げた箇所は、私が金粉を蒔いて補修しました(色合わせができてません)。
裏の黒漆部には木目が見えるので、プラスチックではなく木製です。
せっかくだから使いたいけれど、一体何を盛る?
そうこうしているうちに、土産をいただきました。
越中八尾の名物菓子、玉天です(少々、時期外れ)。
越中おわら節
♬おわら踊りの 笠着てござれ 忍ぶ夜道は オワラ 月明かり♪
♬雪の立山 遠くにかすむ 八尾坂道 オワラ 春の水♪
玉天を天こ盛り(^.^)
取り皿にのせれば、らしい感じになります。
この根引松の小皿なら、一松ならぬ三本松。
おおそうだ、松を増やせばいいぞ・・・・
ということで、ぎっしりと並べれば、
いちまつの不安は消え、
立派な市松模様の漆器になりました(^.^)